Javaに新たなゼロデイ脆弱性――悪用した攻撃も確認
Computerworld 1月11日(金)11時20分配信
Javaに新たなゼロデイ脆弱性が発見された。「Java 7 Update 10」以前のすべてのバージョンが影響を受ける。さらに、脆弱性を悪用するツールキットにもすでに組み込まれている、とセキュリティ専門家は述べる。
「Blackhole」、「Cool」、「Nuclear Pack」などの一部ツールキットでは、すでに同脆弱性を突いた攻撃が実装されている。最新版であるJava 7 Update 10を含め、すべてのバージョンのJavaプラグインが影響を受ける。
米国セキュリティ・ベンダーのRapid7で最高セキュリティ責任者(CSO)を務めるHD Moore氏によると、この脆弱性を悪用した攻撃がすでに一部のWebサイトで発見されているという。こうしたWebサイトにアクセスすると、訪問者のPCにはマルウェアが仕掛けられるおそれがある。ブラウザでJavaが有効化されたWindows、Mac OS X、Linuxのコンピュータが影響を受ける。
同脆弱性は1月10日、“Kafeine”のハンドル名で知られるフランスの研究者によって発見された。
セキュリティ・ベンダーの米国AlienVaultでは、全パッチを適用したJavaでも同脆弱性を突いた攻撃を再現することができたと述べる。「おそらく、この攻撃は特定のセキュリティ・チェックを迂回し、特性のJavaクラスの権限を欺いている」と研究者のジェーム・ブラスコ(Jaime Blasco)氏はAlienVault Labsブログで説明した。
「現状、この攻撃からコンピュータを保護する唯一の方法は、ブラウザのJavaプラグインを無効化することだ。Oracleのパッチ・リリースを待つほかない」(同氏)
(Antone Gonsalves/CSO米国版)