ヴイエムウェア、SDN技術の草分けであるニシラを12.6億ドルで買収へ
Computerworld 7月24日(火)11時50分配信
データセンターの全面的な仮想化を推進する米国VMwareは7月23日、SDN(Software Defined Network)技術のパイオニアである米国Niciraを約12億6,000万ドルで買収すると発表した。
VMwareのCTO(最高技術責任者)を務めるスティーブ・ハロッド(Steve Herrod)氏は、同社の公式ブログに次のように記している。「私は、われわれには、サーバなどデータセンターの多くの要素に関してわれわれが行ってきたことを、ネットワーキングに関して行うチャンスがあると考えている」
VMwareは、Niciraの中核技術である「Open vSwitch」を自社の仮想ネットワーキング・ソフトウェア・ポートフォリオに統合すると述べている。
Niciraのソフトウェアは、サーバとネットワーキング製品の間に抽象化レイヤを作成し、企業がネットワーク・トポロジと機器を分離して、ネットワーキング機能の仮想プールを作成することを可能にする。幅広いネットワーク・インタフェース・カード、スイッチ、アプライアンス、ネットワーキングAPI、ファブリック・タイプをサポートしている。
VMwareは、Niciraの従業員がオープンソース・ネットワーキング・プロジェクトの活動を続けることを奨励するとしている。Niciraの一部の従業員は、SDNプロトコル「OpenFlow」の開発をリードしたほか、ネットワーキング・ソフトウェア「OpenStack Quantum」の開発に携わった。
VMwareは10億5,000万ドルの現金と2億1,000万ドル相当の株式でNiciraを買収する。Niciraは2007年設立で、米国カリフォルニア州パロアルトに本社を置いている。
買収手続きは、規制当局の承認など慣例的な完了条件を満たしたうえで、2012年末までに完了する見通し。
(Joab Jackson/IDG News Serviceニューヨーク支局)