労働者って全部使い捨てですよ。

これは、政治家から、首相から、銀行員から、メーカーまで、みんなそうですよ。


すべての労働者には2種類しかいない。

使い捨てられることを分かっている労働者と、
使い捨てられることに気付いていない労働者。

大企業で幸せな定年を迎えられたオジサンも、
僕に言わせれば、使い捨てられたことに気付いていないだけ。

ただね、これは労働者の側から見て凄いメリットでもある。

会社もやっぱり使い捨てってことですよ。

なら個人の側もドライに、いかに成長できるかを考えればいい。




まだやれるのにインドや中国、東南アジアと競争するうえで

相応の努力をしていないのに従来どおりの賃金水準を企業に求め、

日本にとどまってビジネスをしてくれている企業をブラック企業呼ばわりして文句を言っている人たちに、

世界的な視点でビッグピクチャーを見てほしい。



若者にワークライフバランスなんていらない


日本は、「不幸中の幸い」の逆の「幸い中の不幸」というか、
ゆでガエルになれる過保護経済なんですよね。

つまり、親世代に貯蓄がいっぱいあるので、
親世代の援助で子世代はどうにか生きていけるところがある。

子どもが生まれても、おじいちゃんとおばあちゃんが、やたらと面倒を見てくれたりする。

自分で稼げなくても、親の貯蓄を食い潰して生きていけるところがあります。

国の財政面でも、個人のキャリアの面でも、
過去の貯蓄があまりにも大きいがゆえに、
ゆでガエルになれる環境があったわけですよね。


それなのに、今の新卒の学生で緊張感のない人は、

「どれだけ休みがあるんですか?」とか、
「ワークライフバランスが充実していますか?」とか質問してくるんですが、

そんなことを気にしている時点でダメですよ。




(ムーギー・キムと城繁幸の対談より抜粋)