WBS 

TV TOKYO 1月12日(金) 

 

平昌オリンピックへの

サイバー攻撃を確認したのが 

アメリカの

大手情報セキュリティー会社 

マカフィーだ 

 

担当者に 話を訊いた 

 

大浜平太郎 

 

どういった経緯で 

今回見つけられたんですか? 

 

Mr. Christiaan Beek , 

McAfee Principal Engineer , USA 

 

McAfee routinely checks 

the world 

I found it among them 

 

米国マカフィー 

プリンシパル・エンジニア 

クリスティアン・ビーク氏 

 

マカフィーでは

日常的に

世界をチェックしていて 

その中で見つけた 

 

 

これが 問題となった画面 

 

メールに添付された

ワードファイルを 開こうとすると 

 

 

コンテンツを有効化

する必要がある 

赤で囲った部分に 

メッセージが表示される 

 

此処に 

ある罠が隠されていたという 

 

 

仕組みはこうだ 

 

 

メールの添付ファイルを開くと 

 

 

マルウェアと呼ばれる

プログラムが作動する 

 

 

そのプログラムによって 

ウィルスが呼び寄せられたり 

 

 

PCそのものが乗っ取られる

可能性もあるという 

 

攻撃が開始されたのは 

昨年12月22日 

 

メールは 

韓国の 

「対テロセンター」 からの 

送付を装っていたが 

送り元の IPアドレスは 

シンガポール 

 

メールと

「対テロセンター」 には

関連が無く 

送り主は 

特定できていないという 

 

メールは 

韓国のアイスホッケーの

関連団体をはじめ 

インフラや通信などの企業

にも送られた 

 

韓国の

オリンピック組織委員会は 

 

平昌五輪の組織委員会 

 

組織委員会の設立時から

大会が終わるまで 

 

完全に

(サイバー攻撃から)護れるよう 

政府機関や他の協力会社と

一緒にやっている 

 

こうしたプログラムは 

マカフィーが

把握しているだけでも 

世界で 1秒間に7件 

3ヵ月で 5,000万件以上

 

今回は 

ある明確な目的 

感じられるという 

 

Mr. Christiaan Beek 

 

The immediate objective 

of the attacker is 

 

It will invade enterprises 

and gain information 

on the Olympics 

 

クリスティアン・ビーク氏 

 

攻撃者の当面の目的は 

 

企業へ侵入し 

五輪の情報を得る事だろう 

 

大浜平太郎 

 

情報を集めた後に 

その後っていうのは 

例えば 

どんな事が可能になるんですか? 

 

Mr. Christiaan Beek 

 

True purpose is after 

extracting information 

 

Information such 

as financial information 

and technology used 

in the Olympics can 

also be used for trading 

 

真の目的は

情報を抜き取った後だ 

 

財務情報や

五輪で使われる

技術などの情報は 

売買にも使える 

 

*マルウェア 

= Malicious software 

(ウィルス、ワーム、

トロイの木馬などの総称)