プロフェッショナル

仕事の流儀 

12月4日(月) NHK総合

 

【語り 貫地谷しほり】 

 

〝No Risk , No Fun 

リスクがなければ、

面白くない〟

 

樫本大進 

ちょっと不安ですね 

それが楽しいんですよ 

この仕事の 

 

 

ちょっとギリギリまで 

ちょっとうぅん

大丈夫かなっ(笑)ていう 

 

皆もその分 

集中力が高まると

思うんですよね 

 

 

それがなきゃ

つまんないですよね 

全てが旨くいく場合だったらね 

 

 

巨人だってね

(一時期) 最下位に落ちたし 

そういう事があるからこそ 

頑張れる 

 

〝世界最高峰の

“コンマス” 誕生秘話〟

 

 

樫本さんは 

ピアノの先生だった

母親の影響で 

3歳の時 

ヴァイオリンを始めた 

 

 

7歳で 

世界最難関といわれる 

ニューヨーク・

ジュリアード音楽院に 

当時最年少で合格した 

 

11歳で 

クラシックの本場 ドイツへ渡った 

 

 

ここで 

名ヴァイオリニストを 

数多く育て上げた 

伝説の指導者と出会う 

 

 

 

 

ザハール・ブロン 

(Zakhar Bron) 

 

曲の出出しだけで 

何時間もレッスンを続ける 

ヴァイオリンの鬼だった 

 

樫本大進 

全然巧く弾けなくって 

すごい怒られて 

で レッスン室から出て 

泣いてたんですよ 

 

そしたら偶然その時に 

先生が出てきたんですよ 

パッと見たら 僕のほうを見て 

「大進 

泣いてる暇あんなら

練習してこい」 って (笑) 

言われたんですよね 

 

パーフェクショニスト

(完璧主義者) っていうのかな 

 

 

だから全て本当に

100%に届くまで 

ギブアップしないというか 

やり続けるっていう 

 

そこまで厳しくするってことは 

やっぱり愛情だからでしょうね 

 

厳しいレッスンが 

樫本さんに 

驚くべき成長を遂げさせた 

 

 

史上最年少で 

世界屈指の

国際コンクールで制覇 

 

17歳にして 

神はすべてを与えたと 

評された 

 

ソロ・ツアーの依頼が

次々と舞込み 

一躍 

世界の

トップ・ヴァイオリニストになった