報道特集 TBS 

4/29(土) 

 

一方 

再選された市長は 

中国に対しての 

強い危機感を口にした 

 

宮古島市 下地敏彦 市長 

 

(中国の) 空母がね 

宮古島の近海を通って

太平洋に出て行く 

 

そういう状況を見てると 

これは 中国の 

日本に対するね 

侵略の行為というのは 

相当意志の強いものがあるなぁと 

 

自衛隊配備が 

地域を活性化するとし 

公約実現を急ぐ構えだ 

 

下地敏彦 市長 

 

先ずひとつは 

固定資産税が入りますよねぇ 

 

或いは 

生活をするわけですから 

 

食べ物 

或いは 

学校等も必要になりますから 

 

それには 

人が沢山増える

という意味での活性化

というのはあると思います 

 

ミサイルの基地がある

≒観光に悪影響がある

という質問ですか? 

 

記者 

 

はい

 

下地敏彦 市長 

 

それ

直接には

リンクしないと思いますよ 

 

記者 

 

関係は無いですか?

 

下地敏彦 市長 

 

「関係は無い」

とは言わないけどね 

基地が来たから 

観光が駄目になるという 

単純なもんじゃあないと

思いますよ

 

防衛省は先ず 

ゴルフ場に 

隊員の宿舎などを建設する予定だ 

 

しかし 

焦点の 

ミサイル基地本体が

何処になるのか 

未だに明らかにしていない 

 

 

(宮古島から) 尖閣諸島まで 

凡そ200キロ 

 

現在の 

地対艦ミサイルの射程 

凡そ130キロでは届かない 

 

政府は 

射程300キロの新型 

(地対艦) ミサイルを開発し 

宮古島などに配備する方針だ 

 

ミサイル部隊の配備に反対する 

意外な人物がいる 

 

自衛隊誘致で

町の財政を再建しようと 

活発に動いた 

当時の伊良部町長だ 

 

浜川・元町長は 

「最前線になるような 

大規模な部隊の常駐は 

想定していなかった」 と言う 

 

浜川 健 元伊良部町長 

 

もう沖縄本島がそうだし 

一旦基地をね 

整備してしまうとね 

撤去できないからね 永久に 

 

これはもう 

平穏な時代に戻ってもね 

これは 

なくなることは無いですからね 

 

この基地をなくすために 

また若い子や孫たちがね 

苦労するかもしれないです 

そういうことは 

あっちゃいけないですね 

 

更に 

「基地の建設を 

地域振興に利用するのは 

間違いだ」 と 断言する 

 

浜川 健 元伊良部町長 

 

いかに経済効果があろうがね 

(関連) 業者が

仕事いっぱいあろうがね 

そんな事はイカンですね 

 

それはもう 

基地の島になっちゃうから 

沖縄本島以上

になっちゃうからですね 

 

だから ああいった

(基地による経済) 効果を 

あてにしたら駄目ですね 

 

間違った考えですね

 

“第2の辺野古に” なる 

との声も聞かれる 

(宮古島への) 

ミサイル配備問題 

 

市民の賛否は分かれている 

 

宮古島市民 

 

もちろん

経済効果はあると思いますよ 

 

思いますけど 

色んな考えがありますとね (笑) 

 

今の段階では 

私の方では何とも言えません 

 

 

直ぐ隣にね 中国やらがいてて 

そういうのが難しい問題

ありますよね 

 

なので 

この島の人たちだけで 

護っていけるか?っていうと 

そうでもないだろうし 

 

 

来ても来なくても 

どっちみち 

良い面もあれば 悪い面もあるし 

それはあの 

プラスマイナス ゼロじゃない?