報道特集 TBS
1月24日 土曜日
【イスラム国とのパイプを持つ研究者】
湯川さんの解放交渉に動いていた
イスラム研究者がいる
イスラム国とのパイプを持つ
同志社大学 客員教授の 中田 考氏だ
(今月9日)
今月上旬に行った
日下部キャスターとのインタビュー
イスラム国の関係者から要請を受けて
去年9月 実際シリアに赴き
湯川遥菜さんの解放交渉を
独自に試みた事があると話していた
同志社大学 客員教授 中田 考氏
「裁判を行うわけですね
それで公正な裁判をしたいので
日本語とアラビア語の分かる
イスラム知識のある人を
誰か送ってくれないかと
そういう要請が向こうから
メールで来たんですね」
しかし 日本政府の協力が得られず
シリアへの入国に時間が掛かった事や
空爆が激しくなったために
イスラム国の責任者や湯川さんに
会えなかったと言う
中田 考氏
「人質の身の安全を確保するために
人質を秘密裏に動かさなくてはいけなくて
私とも会えなくなってしまったんですね」
もう少し早く行く事が出来れば
湯川さんを解放できたかもしれない
と話す 中田氏
2人の人質のビデオが公開される前の
この時点で(日本)政府からの協力要請は
無いと話していた
日下部正樹(報道特集)
「湯川さんが拘束されて
例えば(日本)政府から何か
中田さんのほうにね
情報収集とか相談とか
そういうものはありましたか?」
中田 考氏
「全く無かったですね !
私自身ツイッターで
かなり細かく
私自身の動きとか発信してるので
私側とイスラム国側と
少なくとも対話ができるという事は
彼ら(日本政府・安倍政権)は
知っているわけですけども
私に協力を要請する必要は
ないんですけども
少なくとも向こうの事情を訊くとか
何かあってもいいと思うんですけど
一切ありませんでした !」
日本人として
数少ないイスラム国とのパイプを持つ
という 中田氏
(去年10月)
だが 北大生が
イスラム国に戦闘員として加わろうとした
とされる事件で
去年10月 関係先として
警視庁公安部から家宅捜索をうけた
(おととい 都内)
このため その後は
イスラム国との接触を
避けざるを得なかったが
遂に 2人の映像が公開される事態となり
一昨日 緊急の記者会見を行った
中田 考氏
「72 時間は短すぎます
だから もう少し待っていただきたい
拘束した2人を 処罰しないでください
日本人2人を死刑にする代わりに
解放したら イスラム以外の世界が
イスラム教と
イスラム国に対する印象が良くなります」
イスラム国に届いて欲しいと
アラビア語で解放を訴えた
(17 日 エジプト・カイロ)
安倍総理
「支援をするのは ISIL が齎す脅威を
少しでも食い止めるためです
地道な人材開発 インフラ整備を含め
ISIL と闘う周辺各国に
総額で 2億ドル程度
支援を お約束します」
安倍総理が 17日
エジプト・カイロで行った会見について
中田氏は
イスラム社会の受け止め方を
このように解説した
中田 考氏
「訪問国が
エジプト、イスラエル、パレスチナ
ヨルダンという
全てイスラエルに関係をする国だけ
であると
そういう選択をしている時点で
アメリカとイスラエルの手先
という風に当然認識されます
人道支援のために行っている
或いは
難民支援のために行っているとは
理解されない というのは
中東を知る者としては 常識です」
人道支援だと言うならば
多くの難民を受け入れている
トルコにも訪問すべきだった としている
中田 考氏
「テロリストの要求をのむ必要は
勿論無いわけですけども
しかし その事と
交渉をするパイプを持たない
という事とは 全く別のものだと思います」
2人の人質が ビデオで公開されてから
日本政府から直接の要請は無いものの
コンタクトがないわけではない事も
明らかにした
交渉するために
イスラム国に行く意思もあると語った
【イスラム国支配下にネットカフェ】
イスラム国が公開したとされる
日本人2人を殺害するとの脅迫ビデオ
映像をよく見ると
後藤さんと湯川さんの影の向きが
異なるなど
不自然な点が幾つか見受けられる
映像が加工された可能性があるのだ
事実なら イスラム国は
一定の映像編集技術を持っている事になる
(イスラム国の広報ビデオ)
これまでも 欧米諸国を挑発したり
若者たちの参加を呼びかける
宣伝ビデオを公開したりするなど
インターネットを
巧みに利用してきたイスラム国
イスラム国内部の通信環境は
いったいどうなっているのか
それを示す貴重な映像がある
(シリア北部ラッカ 去年3月)
これは去年3月に
イスラム国が首都と位置付ける
シリア北部のラッカで撮影された
潜入映像だ
町の一角にある建物に入る
カーテンを開けると
そこに座っているのは
イスラム教徒の服装である
ヒジャブ(higab)を着た女性たち
そして 彼女たちの前には
コンピュータが
スカーフの上から着けているのは
ヘッドホン
此処はインターネットカフェ
彼女たちは
イスラム国の中心都市ラッカから
世界各地と交信しているのだ
画面奥に見えるこの女性
腕にはブロンドの幼児を抱えている
Femme
「Par heureux ici ,
je ne ai pas I' intentoin d'aller ,
je rentre a la maison si vous
voulez revenir
en arriere maintenant.
Mieux ce est agreable ici.」
女性
「此処で満足よ 帰るつもりは無いわぁ
帰りたくなったら帰るけど
此処のほうが居心地がいいの」
画面に向って
滑らかなフランス語で話す女性
会話の中身から
女性はフランスを離れ
自らイスラム国に来たものと見られる
話している相手は
フランスで帰りを待つ家族だろうか
Femme
「Je ne veux pas dire qu'il ya
quelque chose d'objectif ,
je ne reviendrai pas.
Je suis venu pour
les pays islamiques
jusqu' a ce que le risque ,
et dois-je quelque chose
ou revenir en?.」
女性
「何か目的があるわけじゃないけど
私は帰らないわぁ
危険を冒してまでイスラム国に来たのに
何でまた帰らなきゃいけないのぉ?」








