観てきました、舞台『諜報員』。
ちょいとしたご縁から、お初な パラドックス定数の公演です。
リヒャルト・ゾルゲのアノ事件から着想を得て、演出の方が書かれたそう。
ゾルゲ?スパイだっけ⁇程度の知識ですよ、ワタシ そんなんだから、観る前にちょっと調べて行ったよね。
面白かったす!!!久々な会話劇(ワタシの中では)!良かったっす!
淡々としているのですよ。大事なのに淡々としているのです。特別な日になりえる出来事が、日常の延長に自然にあって、突然連れ去られた緊張と恐怖はあるのに、日常の延長。
実際あの時代は この人たちにとって、そんな日常だったろうと想像するので、リアルでもあるのかもと思いましたよ。
日常の延長にある…ということが、何らかの形でかかわっていった彼らの覚悟というか、強い意志を感じられるものでもあったよね。
警察官が「国を裏切ろうと、全力でここまでやるアイツらの方がよっぽど良い」みたいなことを言っていて、確かにと頷いたよねー。
ほんと、中途半端が一番よくないと思うわ。
あの時の日本は、イケイケよねー…スパイが来るくらいだし、、そういった意味では、今よりもあの時代の方が マシかもと思えてしまうからコワイわ…😱
そーいえば、警察官が特高を「特別高等警察」と略せず言っているのがウケた🤣 いいっすね〜、皮肉る時は略称ではなく、正式名称をきっちり言う方が際立つのね〜
ちなみに、恥ずかしながら『特高』知らなくて、この舞台で知りました。
"とっこう" というと、"特攻" しかないと思っていたよ。。。
考えなきゃいけないね、ちゃんと考えて生きないといかんね、、、そんなことも思った舞台でした。。
チケットカッコイイ〜