映画ネタです。


『ファーザー』

元々は舞台作品。原作者本人が監督。

《簡単な内容》

認知症を患った父の話



久方ぶりに鳥肌立った‼️

予告をみて観たいな〜と思っていて、ようやくの鑑賞だったけど、想像を超えてきた目

この監督すげぇ〜❗️凄過ぎるっす‼️目目目

認知症の人に一体何が起こってるのか⁇ それが解るし擬似体験もできる。マジすげぇっすよ。


アンソニーを客観的にみてると思っていたのが、アンソニーと同じ目線で、一体何が起こってるのかわからなくて困惑して、ラストは号泣えーんえーんえーん

ラストになってようやく、アンソニーを客観視できるようになった。

どんな状態になっても、人には感情があるんだ。

理屈が追いつかなくても、ナニカを感じているんだ。


ワタシの叔母は要介護2の認知症。

昨年 叔母宅へ行き、従兄弟に聞いて知った。

叔母の話を看護師の次姉にしたら「本人も何がなんだか わからない状態だから」と。

そのことが、アンソニーを観てよく解った。

アンソニーは大変に口が達者で認知症なの?と疑ってしまう。

そんな所も叔母と同じ。会話が成立するんだよな。

こんなにも、叔母は苦しい状態なんだと思って更に泣けたえーん

国は違えど人間だもの、メカニズムは同じわけで認知症は本人も家族も大変。当人たちにしか分からない、外の人には分かり得ないこと。

他人事ではない。。


ポールがイラつくのは当然だよな。どちらも精神すり減らしてるもんな。

病気だとわかっていても、あれだけ会話ができると理解してるのでは⁇となるもの。覚えてないなんてキツイよな。

従兄弟もわかってはいるけど、耐えきれなかったと話してた。

叔母の家の壁に穴があいてたよ。

耐えきれなかった従兄弟がソコに感情を向けた。

壁と聞いてほっとした。まだ余裕があるな従兄弟、良かった。叔母に向かわなくて良かった。。

アンは向かっちゃったもんな。。


この映画、多くの人に観てほしいな。

全世界の。

きっと、誰しもが他人事ではないと思うから。





*オートサロン2023

こちら側はワタシでも理解できるぞ。。。