不条理劇『二人で狂う』観てきましたー
友人である、俳優 中村早香氏。
お世話になってる、演出家 豊永純子氏。
この2人がこの作品をやるなんて、面白くないわけがない❗️と、早香さんのSNSで公演情報をみた時から、気になっていたのです
この作品自体は、20年前 利賀村(ちょこちょこブログに登場する、演劇の聖地ね)で観ていて、初不条理だったのですが、なんだコレッ!!と面白い衝撃を受けた作品だったのよね。
20年経て感じ方は変われど、やはり面白かったー
作品のタイトルまま、登場人物は男と女の2人だけ。60年前に書かれた作品なのに、現代と通ずること多々あり、てか今まさに同じ状況な気がする、ワタシは。。SNS等のネット情報がないのが違うだけかな。。
この男と女のやり取りが、夫婦なら誰しもあるあるなんじゃないか⁇で ウケるウケル🤣🤣🤣
わが家でも日常茶飯事なことだらけでした🙄
多様性等言われている今ですが、やはり原点はココよね、改めて思ったよ。アダムとイブな感じなのか⁇ 原点あっての多様性よねー、しみじみ🤔
二人は長い間部屋から出てない・出られないようで、外からは爆弾やら銃の発砲音・人々の争う声が聞こえてくる環境。二人の部屋にも手榴弾が投げ込まれたりするのよね。
そんな中での二人のやり取りは、その激しい情勢とは無関係なことで、現実も変わらないだろうなと思わせる状況。
"この世界の片隅に"という漫画で戦争下の変わらぬ日常が描かれていたけど、何十年も前にフランスの劇作家が既に書いていたんだなぁと、これまたしみじみした。
改めて思ったけど、なんか世界って何も変わらないね。時代が進んでも、デジタル化になろうとも、やってることがな〜んも変わらない、、、
なんてこと考えてたら、明日にでもアナログな時代に戻ったりして〜なんてことが頭に浮かんだワタシだよ🙄
久々、上質な芸術を堪能できて上機嫌なワタシです
*演出家より撮影・SNSアップ許可ありですよ。
・始まりは部屋だった、、、
・最後はボロボロよ、、二人で修復、、