映画ネタです。
『愚行録』
《簡単な内容》
ある事件の被害者・関わる人々の愚行の記録
原作は小説です。
原作は読んでいます。
小説を読んでからの映画でした。
なんだろうな〜、小説のいいとこ取りな感じかな、映画。キュッと凝縮されてる印象でした。小説が、読んでて一登場人物になっちゃって精神的にぐったりしたから、映画は俯瞰で観れてスッキリしました、ワタシ。
ほ〜んと、人間て愚かよね〜
とんでもない世界で生きてんなワタシ、なんて思ってしまったよ、観てて。
お兄ちゃんヤバっ!!一番ヤバっ!!
妹がヤバイと思ってたけど、お兄ちゃんは段違いだったね。なんかもお、妹は幼い時からお兄ちゃんに操られていたような、洗脳か⁇なんかよくわからないけど、お兄ちゃんによって抜け殻にされてる感じがしたよね〜。お兄ちゃんは、何を考えてるかわからない〜!!それがコワイ〜!!
そうなのよ、妹さ、お兄ちゃんを実は恐がってるようにもみえたのよ。この兄妹、痛み・恐怖といった感情が欠損していると感じた。
出てくる人出てくる人 愚かなんだけど、お兄ちゃんは愚かとかそんなんじゃない、愚かがそんなもんと言ってしまうほど、お兄ちゃんヤバイっす〜!!!ああいった人、現実にいそうだからホント、コワイ。。
田向夫妻はさ、自業自得と思ってしまったよ。
因果応報、必ずやったことは返ってくるよね。他の人たちも、お兄ちゃんが仕組んだとはいえ、遅かれ早かれ返ってくるんだと思う。
愚かな行為をする時・した時に、それが自分に返ってくるということを、人は忘れがちな気がする。それは他者には理解できない、本人の理屈があるから。けれど、愚行は愚行。本人の理屈があろうが、返ってくるものはくる。
お兄ちゃんは、それも全てわかっていての行動な気がするのよね〜。彼にとっては、生きてること自体が愚行なのだろうか、、、そんなことを考えた映画でした。。
コワかったから、癒してもらう。。