今年で、戦後 74年。
毎年、戦後何年になったかを確認します。
私が生まれた年は、戦後33年。
たったの30年たらずで生まれていて、戦争を知らない世代。
祖父母は、戦争体験者。
社会の授業で戦争のことを勉強するようになった頃から、“戦争”というものが気になり、自分なりに現在まで気になることをあれこれと、見たり聞いたり調べたりしています。
戦況を知らない市民が犠牲になるってどうゆうことなのか。
こういったことがあったから、上空に敵機がきたのか、最終的に原爆投下されたのか。
調べれば解ることはあります。
でも調べて解っても、当時の状況は想像もできません。
今のように情報が溢れかえっていないあの時代に、軍人でない身内を戦地に連れていかれ、戦死と連絡受けるも遺体はなく、本人の持ち物やら現場近くにあった何かを“本人”として引き渡さる。
空襲警報に怯え、苛立ち、ほんの些細な娯楽も許されない。
一体どんな思いで生きていたのか。
どんな思いで、終戦(敗戦)を告げるあのラジオ放送を聞いたのか。
一度だけ、祖母に聞いたけどがある。
社会で戦争のことを勉強し始めたころに、、「戦争 、怖かった?」
「…そりゃ…怖かったよぉ…」祖母の返答。
私は小学校3年くらいだったでしょうか、祖母の一瞬にして重苦しい感じを、今も忘れません。
祖母に2度と戦争の話はできない、とも感じました。
忘れてはならない。
知らなければ知ることが大事。
けして、他人事ではない“戦争”なのだと思っています。
戦争の話をしても、お腹が空くのです。生きてるんだもの!〜