『アダルト版 ユメミルチカラ』観に行ってきましたー!!

over55の女性ダンサー達、素敵でした

この作品は、“アダルト版”とあるように、十代がメインの作品がありまして、そちらは世界でも公演をしてるほどの飛躍ぶり。
何度も再演されてます。
構成・演出・振付は、メルラン ニヤカム氏。両方とも。
十代バージョンは、初演を観てます。
十代とは違いますよね。over55はさ。
ブログにも書いたのですが、この作品のオーディションへ年齢詐称して応募しようかと考えていたんですよ、ワタシ。
でもね、公演観てわかったよ。
40代ではダメね。
over55でないとダメね。
生きてきた年数の違いは歴然で、表現が違いすぎる。
あの表現がとても良い。
その表現は、彼女達だからこそのもの。
感動で泣いた〜

一番凄かったのは、出演もされてた ニヤカムさん。
初めて彼を観た10年前と変わらないエネルギー!!
期待を上回ってたよね。
ほんっと、年齢不詳!
彼のダンスは、いつまでも観ていたいダンス。
終演後に、観客も一緒にニヤカムさん指示のもと踊ったのです!
これも、めちゃくちゃ楽しかったー!!
劇場全体が一つになりました〜!
素敵すぎる!!
ニヤカムさんに惚れまくりっす!

大満足の舞台の興奮冷めやまずに、会場にいらした SPAC芸術監督 宮城總氏に挨拶に行き、年齢詐称してまで応募しようとしたことや40代ではダメとわかったことなどを話すと、宮城さん爆笑しながら、、
「(40代ではダメ) そう!ギリギリのところで踊ってるのがいいんだよ!(踊りに)余裕があったらダメなんだ!」
‼️



‼️





ソコなのーーー‼️
思わず宮城さんに、ソコですか⁉︎と突っ込んでたよワタシ。
そんでもって、2人とも大爆笑!!

やはり、演出家というのはエスよね〜

出演しているダンス仲間2人は、(稽古で)ボロボロだと話していたな〜。
ちなみに、この作品40代ならば余裕ということはないと思うよ、ワタシは。
“ギリギリ”というのは、限界であって要は“命懸けでやってる”ということだと思うのです。
で、その境地に入ってくと今までをようやく越えられるから、みたこともない表現が生まれると思うのです。
だから、本人も観ているこちらも悦になる。
本当に、彼女達はギリギリでした。
だからこそ、秀逸な作品になっていたと思います。
たぶんね、芸術というのはさ、限界のギリギリのところまでいって生まれているのよ、芸術家は常にギリギリなのね、きっと。
そおいえば、宮城さんの「踊りに余裕があったらダメなんだ」発言ね、単純でポジティブシンキングなワタシはこう受けとったよ、、
《て、ことは?宮城さんから見て私は身体が効く役者てことね!》
超ポジティブ!!!

役者の私をよく知っている一人である宮城さん。
その方がね、ああいった発言をしたらね、単純なワタシは良い方に受けとるわよ!

勘違いだよと言われても、聞こえな〜い!!

作品からも、宮城さんからもパワーをもらえましたー!!!
いやはや、個人的に素敵な一日でした

最年少 55歳、最年長 75歳のダンサー達!〜