手堅い株が買われる時代 | 徳用トレーディング・リサーチ

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万年低位株と言われた銘柄がどんどん高値を更新していってるな。日立がまさかあんなに上がってるとはねえ。

総合商社系も、アベノミクスが始まる前はPER・PBRが低くて配当も出してるのに今一つ冴えない銘柄という認識だったんだけどな。日本郵船などの海運系もコロナショックの前は万年低位株だったけど、今じゃあコロナ前の5倍以上になってるし、長年相場を見てきて得た教訓としては、低迷期間が長い好業績銘柄ほど上がり出すと上昇率がエグいということだ。それを踏まえると、次はマイナス金利下で低迷し続けた銀行株の出番かな。

2006年初頭のライブドアショックが起こる前までは、新興株が急騰しまくっていて、それで億り人になった若者も多数いたんだけど、最近は新興株の人気が無くて手堅い銘柄のほうが人気があるのだから時代は変わったな。氷河期世代はひどい就職難だったけど、就職には目もくれずに起業したり株で儲けた人は富裕層の仲間入りを果たしていたわけで、彼らは、強者が生き残るのではなく変化に適応した者が生き残るってのを地で行ってたんだよな。

 

それはそうと、TOPIXは7月中にはバブル期の最高値2884.80を超えそうだな。