おはようございます。狙った獲物は逃さない・・・


 魚を狩る海の鷹(たか)ミサゴが、福岡県前原市の加布里湾に集まっている。天然ハマグリ漁場に並ぶ竹ぐいにずらりと止まり、鋭いつめで捕らえた魚を食べる野性味あふれる光景も見られる。ミサゴは生きた魚を食べる。警戒心が強く、海岸近くの絶壁などに巣をかける。

 環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧(きぐ)種に指定。子育てを終えた夏から冬にかけ、福岡都市圏では餌の魚が豊富な加布里湾などに飛来する。約20羽が空中で狙いを定め、海の中に飛び込んでボラなどを捕らえている。

 野鳥に詳しい市民団体「ふくおか湿地保全研究会」事務局の土谷光憲さん(64)は「普段は群れない鳥だが、1月ごろまで餌場に集まることが多い」と話す。(西日本新聞)



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(photo net)


 絶壁が住処とは・・・



No.693:断崖絶壁


断崖:垂直に切り立ったがけ。きりぎし。

絶壁:切り立ったがけ。懸崖(けんがい)



 金融危機による世界不況の波はとどまるところを知りません。


 米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利下げで事実上のゼロ金利政策を導入したことを受け、日銀が18日から2日の日程で開く金融政策決定会合では、追加利下げに踏み切るかが最大の焦点に浮上した。日米の政策金利水準が逆転したことから円高が進み、17日の金融市場では日銀への利下げ期待が急速に高まった。日銀内には「いま問題なのは金利でなく、信用不安」などとして利下げ効果を疑問視し、企業の資金繰り支援策に重点を置くべきだとの意見も根強く、難しい判断を迫られている。
 17日の東京外国為替市場では一時1ドル=88円台前半まで円高が進展、国債市場でも流通利回りが急低下し、利下げを催促する動きが強まった。政府内でも日銀に対し「総合的な金融政策を取ることを期待している」(河村建夫官房長官)などと利下げを求める声が大きくなっている。(時事通信)



 断崖絶壁から転げ落ちたように・・・というべきか、断崖絶壁が立ちはだかったというべきか・・・




 そうした中、こんな報道を目にしました。


 福井県坂井市の東尋坊でここ数か月、派遣社員契約を突然打ち切られる「派遣切り」による生活苦で自殺を考える人が増えており、周辺海岸を自主パトロールし、自殺志願者を説得する活動に取り組むNPO法人「心に響く文集・編集局」(茂幸雄代表)は15日、市や地元観光協会に対し、自殺防止パトロールの活動を強化するよう求める要望書を提出した。

 茂代表は「年を越せないと悩んで断崖(だんがい)に立つ人が年末にかけて増えるかもしれない」と危惧(きぐ)している。

 同NPOによると、10~11月に保護した8人のうち5人が元派遣社員で、3人は「派遣切りによる生活苦で自殺を考えた」などと話したという。

 11月初めに保護した東北地方の20歳代男性は、派遣契約の更新を待たずに突然、契約解除を言い渡された。男性は「寮を追い出され、1日1500円のネット喫茶で寝泊まりしたり、友人宅へ転がり込んだりしてしのいできたが、貯金も底をついた。もう限界」と涙を浮かべた。所持金は100円しかなく、茂代表らが差し出した餅をむさぼるように食べたという。

 茂代表は「派遣切りなんて理由はこれまで1人もいなかった。国や自治体は緊急支援を早急に実施すべきだ」と訴えた。(読売新聞)


 我が故郷、福井県の誇る観光スポットですが、目を見張るような断崖絶壁ゆえ、「自殺の名所」というありがたくない呼ばれ方でも有名です。


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 思いつめて、やるせない気持ちになってしまっても・・・どうか、どうぞ・・・



 はやまらないでください・・・



PS.

死ぬ気があれば生きられる・・・なんて、気安く言うのもどうかと思うが・・・


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