なくしてはならないってか・・・




米コーヒーチェーン最大手スターバックスが米国内の600店舗閉鎖を発表したことを受け、全米各地で「わが街のスタバを救え」と存続運動が起きている。あちこちに店舗がある大都市部と違い、地方では「街の中心的存在」と活性化の象徴にもなり、自治体当局が存続を要請しているところもある。「スタバキアン(スタバ派)」という言葉も生み出した人気の背景を探った。

 ニューヨーク市マンハッタンから車で約50分。ニュージャージー州ニューアーク市の目抜き通りに位置するスターバックスの店内には「われわれのスタバを救おう」と存続要望の声をスタバ側に送ることを呼びかけるチラシが置いてあった。同店はスタバが公表した閉鎖予定店舗のリストに載っている。

 市教育委員会に勤めるパメラ・シムスさん(51)は毎日訪れる常連客の1人。「味がいいから、ここ以外でコーヒーを買うつもりはない。ブッカー(ニューアーク)市長がスタバを説得してくれるのを期待している」と話す。

1960年代に連続したアフリカ系住民の暴動などで住民や企業が移転し、荒廃した同市は90年代からようやく始まった復興計画の途上にある。“コーヒー最強ブランド”のスタバは地域活性化の象徴ととらえられており、市当局はスタバ本社に存続を検討するよう要請。地元のスターレッジャー紙も「店を存続させることが“地域への貢献”というスタバの企業理念にかなうのではないか」との主張を掲載した。 

 薄めのコーヒーが主流の米国に味わいを楽しむ濃いめのコーヒーとくつろげる空間を提供して急成長したスタバだが、この数年は過剰出店やマクドナルドなどファストフードチェーンとの競争が激化、陰りが見えていた。

 「われわれのスターバックスを救え」というサイトを開設したミネソタ州在住の自営業、ポール・コマーディさん(45)は「爆発的な反響があって驚いている」と話す。米各地のほか、やはり大規模な閉鎖が発表されたオーストラリアからも書き込みが相次いでいるという。

 ただ、ミズーリ州のカンザスシティー・スター紙は「スタバの進出で地元のコーヒー店が追い出された」と指摘。ニューヨーク・タイムズ紙は「(スタバがなくなることで)普通の街でなくなることを恐れる人がいる。普通というのがちょっと高めのコーヒーを買う余裕のことをさすのなら」と皮肉った。(産経新聞)


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600店舗閉鎖・・・っていう数にも驚くが、こうした存続運動が起きるほど、お客様の支持を集めているというのにも、あらためて、驚く。



ただ、ニューヨークタイムズの、皮肉めいた記事にも納得・・・!?

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