おはようございます。食品偽装事件が後を絶ちません。


 千葉県浦安市の小中学校の給食用にブラジル産の鶏肉を国産と偽って納入したとして、県警浦安署は9日、不正競争防止法違反の疑いで、食肉販売会社「山形屋」(東京都江戸川区)と同社社長(65)を千葉地検に書類送検した。社長は容疑を認め、「国産と外国産の見分けは付かないと思った」と供述しているという。

 調べによると、山形屋は20067月、浦安市の3カ所の学校給食センターに、ブラジル産の鳥もも肉を岩手県産と偽って、約1200キロを納入した疑い。

 同社は以前の取引で手に入れていた岩手県産の産地証明書をコピーし、日付を改ざんするなどしていた。(時事通信)


 インタビューに応じる社長の言動をニュースで見ました。悪びれた様子もなく、「ケロッと」した感じで、「どこでもやっている当たり前のことだ」と、開き直ってもいました。


 「カラッと」した空揚げはおいしいですが、「ケロッと」した社長は、いただけません!


No.664:カラケロ


からっと:①空が明るく、さわやかに晴れているさま。 ②湿り気がなく、よく乾いているさま。 ③こだわりがなく、さっぱりしているさま。

けろっと:何事もなかったように平然としているさま。けろりと。


 愛読している日経新聞朝刊掲載の、野球評論家豊田泰光氏のコラム「チェンジアップ」。


 今朝は、「怒り爆発」が必要なときもある・・・というテーマで、「生の感情をぶつけ合った方が、功を奏するときもある」という内容・・・。


 楽天の野村監督や、日本代表の星野監督を、引き合いに、今最も、「生の感情をむき出しにすべきだと思われるのが、低迷する横浜ベイスターズの大矢監督だと・・・。


横浜に必要なのもお互い遠慮せず、本音でぶつかり合うことだ。どの世界でも人をしからなくなったけれど、不自然に感情をため込んでうっ屈していく方が危険。カラッと怒り、ケロッと忘れる。これも大事な技術だ。


 カラッと怒り、ケロッと忘れる・・・


 本当に大切なことだと思います。


 くれぐれも、ムカッと怒り、ジメッと忘れない・・・ことのないようにせねばと・・・


PS.

中途半端に斬られるよりは、スパッと・・・ね・・・


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