おはようございます。あの無差別殺傷事件から、もう一ヶ月が・・・


17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件は8日、発生から1カ月を迎える。職場や親への不満を募らせ、些細(ささい)なトラブルを引き金に犯行に走った加藤智大(ともひろ)容疑者(25)。最近になってようやく、警視庁万世橋署捜査本部の調べに「後悔している」と話し始めたが、被害者への明確な謝罪はいまだにない。事件の全体像が徐々に明らかになる一方、薄い動機に関係者の悲しみは癒えない。東京地検は責任能力に問題がないことを確認するため、7日から加藤容疑者の鑑定留置に入った。(産経新聞)


 けっして、「些細なこと」ではなかったんでしょうか・・・本人にとって・・・


No.662:些細なこと!?


些細:あまり重要ではないさま。取るに足らないさま。


 先日の日曜日に、出張と絡めて、田舎の福井に立ち寄りました。おふくろと映画を観て、夕食は、タクシーの運転手さんから、おいしいと聞いたお店に・・・。


 田舎はクルマが移動手段の主役ということで、郊外型で、駐車場を完備したお店が増え続けています。


 このお店 もそうで、入り口をはいったところから、期待が高まります。個室を中心としたレイアウトに、モダンな和風インテリア・・・



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 ところが、席に案内されてから、一気に期待の風船はしぼんでしまったのです。


 まず、丁寧に席まで案内されたというのに、渡されたメニューは、ペラ一枚に、商品名が列記されたものと赤鉛筆。


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 好みのものに、数量をチェックするという寸法で、まるで、居酒屋か焼き鳥屋さんのよう・・・


 おまけに、ボタンを押すと、現れた店員が、言葉遣いも態度もまったくもって、なっていないという始末・・・


 「おいしい」という「口コミ情報」、お店の外観、エントランス、インテリア・・・期待がどんどん高まっていったのは間違いないことですが、ほんの「些細なこと」で、その期待が、「落胆」に変わってしまいました。


 それからというもの、料理が運ばれてきても、ついつい、厳しい目で見ている自分たちがいることに気づき、料理や接客を楽しむ・・・という雰囲気にならなかったのでした。


 ほんの「些細なこと!?」・・・だとは、思えなかった出来事でした。


PS.

「もう、二度と来ない・・・」・・・っていうつぶやきが、聞こえて・・・