おはようございます。史上初の永世6冠に・・・


 羽生新名人 の強さの秘密は何か。ライバルとして長年、激闘を繰り広げてきた谷川浩司九段(十七世名人資格者)に話を聞いた。

 --最近の羽生さんは内容重視というか、勝負にあまりこだわらない感じでした。でも、今期は永世名人という目標があるので、かなり勝ち負けを意識していたと思います。

 羽生さんの強さは、柔軟性があって、その局面の急所をとらえる能力が高いところにあります。作戦の選択も相手の出方に自然に対応していますが、すべての戦型を熟知していないと、こうしたことはできません。

 歴代永世名人の中に羽生さんの名前がないのは不自然でしょう。これで落ち着いた感じがします。

 ◇なるべき人なった

 ▽中原誠十六世名人の話 ずいぶん時間はかかりましたが、なるべき人がなったと思います。オールラウンドプレーヤーで欠点がなく、これまでいなかったタイプの棋士。7冠全制覇も快挙でしたが、永世7冠も達成してほしいものです。

 ◇ふさわしい称号

 ▽脳科学者の茂木健一郎さんの話 羽生さんは、いつでもどこでも将棋のことを考えられるといい、仮想の世界で将棋の神様とたわむれている。永世名人の称号は、すてきな羽生さんにふさわしい。その思考がどのように飛躍するか、ますます目が離せません。

 ◇無限の世界見る人

 ▽作家の小川洋子さんの話 素人には有限にしか見えない将棋盤の中に、羽生さんは無限の世界を見ているのでしょう。雑誌の対談で、この人は300年ぐらい生きているのではないか、という印象を抱きました。今回、改めて人間離れした大器だと感じました。(毎日新聞)


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 絶賛にふさわしい快挙・・・敬服いたします。


 子供に将棋を教えてみようかなぁ・・・

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No.655:玩具販売額


 玩具販売額が4年ぶりに増加したと報じられています。


 日本玩具協会(東京・墨田)が17日発表した2007年度の玩具販売額(推計)は、前年度比3%増の6709億円と4年ぶりに前年実績を上回った。携帯ゲーム機などに押され市場縮小が続いていたが、対戦用カードやママゴト用のおもちゃなど伝統的な商品の人気復活が全体を押し上げた格好だ。

 品目別では専用ゲーム機に読み込ませるほか、収集したカードだけで対戦して遊べるカードゲームが前年度比40%増の545億円と最大の伸び。任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の販売が一巡した昨秋から、アニメキャラクターの商品が売れた。

 女児向けはママゴト用の模型や実際に調理に使える「調理玩具」が好調で同13%増の443億円だった。家族需要を狙って家電量販店が玩具の扱いを増やしたことも市場拡大の要因となった。(日経新聞)


 カードゲームが前年比40%増という圧倒的な伸びを示しているのは、小さな子供を持つ親として、実感しているところです。


 「ママゴト」玩具などの伝統的な商品の復活も、見逃せないところでしょう。

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 子供たちを夢中にさせている「対戦用カードゲーム 」とは、「切手」や「コイン」などの「収集」や「昆虫採集」といった遊びと、「メンコ」や「おはじき」などといった遊びの「融合」ともいえるもので、「コレクション」と「バトル」という二大テーマを軸に展開されています。


 販売額が増加に転じたとはいえ、少子化による市場縮小は避けられない見込みでもあり、大人も含めた幅広い客層を見据えた商品開発に拍車がかかりそうです。


 となると、一時代を築いた商品の「復活」がたくさん登場しそうですね。


PS.

くしくも、明日(19日)から東京ビッグサイトで「東京おもちゃショー 」が開催される。


新しい商品だけでなく、懐かしい商品にも出会えそうな予感が・・・