おはようございます。日本のメーカーの対応は・・・


 ミズノの水野正人会長(日本オリンピック委員会副会長)は11日、競泳の北島康介(日本コカ・コーラ)ら自社契約選手が北京五輪で他社の水着を着ることを容認したことについて、今月8日のジャパンオープンで、英スピード社製水着レーザー・レーサーを着た北島が男子二百メートル平泳ぎの世界新記録を樹立したことが、決断の理由になったことを認めた。

 水野会長は「流れを見ながら、こういうこと(世界新記録)があれば、こうしようというプログラムがあった」と説明した。

 ミズノは今後も、北京五輪に向けて水着の改良を続けることを表明している。水野会長は「長い企業活動の中には、うれしいこともつらいこともある。そういうことを乗り越えていかなければならない」と話した。(毎日新聞)


 メーカー側の「決断」があってこそ・・・


No.653:決断


決断:①意志をはっきりと決定すること。 ②正邪善悪を判断・裁決すること。


 北島選手が、「最善の選択」として、「苦渋の決断」をしました。


 競泳男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)は11日、2大会連続2冠を狙う北京五輪で英スピード社製水着レーザー・レーサー(LR)を着用することを自身の公式ホームページ(HP)で明らかにした。北島はミズノと水着の個人契約を結んでいるが、ミズノは10日、契約選手が他社の水着を使用することを認めた。

 「スピードの水着を着用しようと思います。答えを出すまでには、とても悩みました。ミズノは大切なパートナーですし、開発チームの努力も、痛いほどわかっているからです」とHPで表明している。

 LRを選んだ理由は「先日の記録更新という結果を冷静に受け止め、最高のパフォーマンスを見ていただくために、現段階での最善の選択をしたいと思います」と説明した。

 北島は東京辰巳国際水泳場で8日まで行われたジャパンオープンの出場3種目すべてにLRを着て日本記録を更新。二百メートル平泳ぎでは、2分7秒51の世界新記録をマークした。(毎日新聞)


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 今後、オリンピックでの経験を、ミズノ社の水着開発に役立てるという意向も示しており、「水着問題」へのひとつの指針を示したかっこうといえるでしょうか・・・。


 これからは、「選手が主役」ですよね・・・。


PS.

「大人の対応」で、「一件落着」・・・!?