おはようございます。このままでは、ガソリン暫定税の失効は避けられないような・・・


 ガソリン税の暫定税率を維持する租税特別措置法改正案など税制関連法案の今年度内成立を巡り、河野衆院議長は24日、与野党の幹事長を呼び、協議を呼び掛けたが、民主党は難色を示した。

 民主党は与党修正案に基づく協議を断る考えを与党に伝え、ガソリン税の暫定税率撤廃が修正協議の前提だとの姿勢を崩していない。ガソリン税の暫定税率が3月末でいったん失効することは避け難い情勢となった。

 民主党の直嶋政調会長は24日、自民党の谷垣、公明党の斉藤両政調会長に「与党提案は税制関連法案成立が前提」として、協議に応じない考えを伝えた。河野議長は24日、与野党の幹事長を国会内に呼び、事態打開を求めたが、民主党の鳩山幹事長は難色を示した。与野党は25日に国会対策委員長が話し合いを続ける。自民党は租特法改正案の趣旨説明のために26日の参院本会議を求めたが、民主党は拒否。26日に本会議がなければ同改正案を月内の定例日に関係委員会で審議できない。

 一方、民主、社民、国民新党の野党3党の国対委員長は24日、ガソリン税以外の7項目の租税特別措置を切り離して延長する民主党の対案の成立を要請したが、与党は拒否した。

 また、野党3党は、民主党の対案の参院可決をもって政府案の否決と見なして衆院で政府案を再可決しないよう求めた。与党は民主党対案の可決の場合、衆院で政府案を再可決する構えで、民主党幹部は「対案を月内に参院で採決する訳にはいかなくなった」と語った。3月末までに政府案も民主党の対案も参院で採決される見通しが立っておらず、暫定税率が失効する可能性が高い。(読売新聞)


 「合意」の目処がたたないようで・・・どうなる!?



No.626:合意


合意:互いの意思が一致すること。法律上は、当事者の意思表示が合致すること。



 商品名も、これだけ多岐多様になってくると、意図しない「類似 」が生じるのも仕方がないことかもしれません。


 インターホン製造大手のアイホン(名古屋市熱田区)は24日、自社名と類似している音楽再生機能付きの新型携帯電話「iPhone(アイフォン)」の商標について、カタカナ表記を「アイフォーン」と音引きすることを条件に発売元の米アップル社が使うのを認めたことを明らかにした。

 アイホンは国内のほか欧米など約70か国でインターホンを販売している。iPhoneが昨年6月末から米国で発売され、アイホンに「おたくの製品か」などと問い合わせが相次いでいた。

 iPhoneの日本での発売は未定だが、「iPhoneを商標登録すれば『アイフォン』となり社名と混同される」として、アイホンが昨年8月からアップルと商標権の協議を進めていた。

 話し合いの結果、日本国内ではアイホンがアップル社に「iPhone」の商標の使用許諾を与えることで合意。アイホンによると、アップル側がカタカナ表記をする場合、混同を避けるため「アイフォーン」と音引きを入れることを条件とした。海外については両社がそれぞれの商標を使うことを認めた。

 アイホン総務部は「音引きを入れてもらうことで、カタカナ表記の場合は混同されにくくなる」と話している。(毎日新聞)



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 司法の手に委ねることなく、当事者通しで「合意」し、問題解決に至ったようで、まさに、「大人の対応」という印象でしょうか。


 アイホン社に、「おたくの製品か」と、問い合わせが相次いだというのには、正直驚きました。確かに、聞いたことがあるメーカー名ですが、まさか、あのアップル社の製品と結びつけるなんて・・・




 いずれにせよ、両社にとって、イメージアップにつながる良い経営判断だったように感じます。




PS.

もし、「混同するなんてありえない!」・・・って、アップル社が言い出していたら、泥沼になっていたんだろうか・・・