おはようございます。「凱旋登板」が決定したようです。


米大リーグ、レッドソックスのテリー・フランコナ監督は17日、東京ドームで今月25日にあるアスレチックスとの今季開幕戦の先発投手に、メジャー2年目の松坂大輔投手を起用することを明言した。日本人の開幕投手は、2004年にドジャースで務めた野茂英雄投手(現在はロイヤルズとマイナー契約)以来となる。

 レッドソックスは開幕投手の有力候補だった昨年の20勝右腕、ジョシュ・ベケット投手が腰痛のため、来日を取りやめ。ベテランのカート・シリング投手は右肩を痛めて故障者リストに入っている。

 15日に第二子が誕生した松坂はこの日、フロリダ州フォートマイヤーズでのキャンプに再合流。19日に予定されているブルージェイズ戦でのオープン戦登板に備え、プルペンで投球練習をした。(時事通信)



 気合十分のマウンドで、勝利をあげることができますでしょうか・・・注目ですね。



No.624:牽制


 牽制:①相手を威圧したり監視したりして自由な行動を妨げること。 ②作戦上、自分の都合のよい所へ敵を引きとめること。また、敵の動きを封じること。



 シニア向け携帯という「ニーズ」に対し、その「手法」に「待った!」がかかったようです。


NTTドコモと富士通は17日、東芝が製造し、ソフトバンクの携帯電話サービス子会社、ソフトバンクモバイルが販売する携帯電話端末が、NTTドコモが販売する富士通製の機種に極めて類似しているとして、不正競争防止法に基づき、端末の製造・販売の差し止めを求める仮処分を東京地裁に同日申請したと発表した。

 ドコモと富士通は、ソフトバンクモバイルが販売する「かんたん携帯SoftBank821T」が、ドコモが販売する「FOMAらくらくホンIII」に、1)キーボタンの配置と形、2)画面上に表示されるシステムの形状──などが総合的にみて極めて類似しているとしている。富士通が手掛けるらくらくホンシリーズは、高齢者でも使いやすいシンプルな操作性が売り物で、累計1200万台を超える販売実績を持つヒット商品。

 これに対し、ソフトバンクモバイル側は同日夜、「申し立ての内容を見た上でメーカーである東芝と議論し、反論していく」とコメントした。同社の広報担当者は、端末が酷似しているとのドコモ・富士通側の主張に対し、「そのようには認識していない」と述べ、争う姿勢だ。

 ドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDIの携帯電話サービス3社によると、同業他社が販売する携帯電話端末の販売差し止めを求める事例は国内では初めてという。(ロイター)



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 「自社商品と類似しており、消費者が誤認する可能性がある」・・・っていうのですが、どうなんでしょうか・・・。



 この高齢者にもわかりやすく、使いやすい携帯電話というコンセプトは、確かに、画期的なことだったと思います。あのCMのインパクトも大きく、うちの両親への購入も考えたのですが、わたしがドコモユーザーではなかったために、購入を見送り、一般的な機種を購入したことを思い出します。


 おりしも、父が他界し、母だけになった今、携帯電話は、「非常時用」くらいとなってしまっているのですが、それでも、機能を絞って、操作性も簡単な、わかりやすい携帯に変更したいと言うのが、願いでした。



 今回の案件が、「不正競争防止法」に抵触するのかどうかというと、きわめて微妙な気がします。携帯電話の基本的なキー配置や機能など、これを言い出したら、キリがなくなってしまう気もするからです。


 それでも、「申し立て」をするというのは、多分に、「牽制」の意味があるのではないでしょうか。



 待ち望んでいた「ソフトバンクユーザー(古くはボーダフォンユーザー)」が、誤認するとは思えませんが、それより、「シニア向けケイタイの本家はドコモでっせ!」・・・というのを、アピールしたいと言うのが本音だったりして・・・。



 「社会のニーズ」に応えていく手法は、確かに「千差万別」、幾通りもあるとは思いますが、形状や機能が集約された中で、「違い」を出していくのは、並大抵のことではありません。もちろん、「模倣」や「フリーライド 」はもってのほかですが・・・。



 同じような競合商品がでてくるからこそ、先行した製品や企業が、より評価されると言うことも、現にありますからね。



PS.

こうして話題になって、どっちも得したって感じかな・・・