おはようございます。桜前線が早まりそうです。


気象庁は12日、九州から北陸までの2回目の桜(ソメイヨシノ)の開花予想を発表した。今後の気温が高い可能性が高まり、東日本と同じく西日本も平年並みの見通しとなった。5日発表の最初の予想に比べ、ほぼ全国的に13日早めた。

 開花が最も早いのは静岡、高知、大分の24日で、最も遅いのは長野の416日。東京は今月26日。

 同庁は19日に九州~北陸の3回目、東北の最初の開花予想を発表する。 (時事通信)



a

 開花が待ち遠しいのですが、花粉は勘弁してほしいもの・・・



No.623:花粉飛散!悲惨!


花粉症:花粉によって起こるアレルギー。春には杉、秋にはブタクサ・ヨモギなどの花粉が原因となり、くしゃみ・鼻水や目の充血・かゆみなどの症状が起こる。枯草熱(こそうねつ)


 流行に敏感・・・というわけではないのですが、「花粉症」に悩まされています。


 昨年は、まったく症状が出なかったのですが、今年は3月に入ると、突然のように、眼がかゆく、鼻水が止まらず、くしゃみが出て、喉がはれる・・・と、完璧な「花粉症患者」になってしまいました。


 毎日新聞には、こんな興味深い記事が・・・

 

いよいよ花粉症の季節がやって来た。かんでも出てくる鼻水、つらい鼻づまり、止まらないくしゃみ……。こんな時期こそ、知っておきたい。「鼻」との上手な付き合い方。【坂巻士朗】

 ◇ティッシュ厳選

 この春、花粉の悲惨、いや飛散は、どんな具合か。気象予報士の森田正光さんは「今月になって本格化しました。大型連休前まで、例年並みに飛ぶとみられます。ぼくも花粉症なのでマスクをして出勤しています。鼻水とくしゃみがひどくて……」と話す。

 そもそも鼻の役割とは何だろう。池田耳鼻咽喉(いんこう)科(東京都中野区)の池田美智子院長は「体のエアコン」と例える。「肺に取り込む空気の温度を整え、十分な湿気を与えるからです」。さらに粘液で異物を取り込み鼻水にして、大半をのどに送って排出する。鼻水の量は1日に1~1・5リットルだが、花粉症などで大量になると鼻の穴からもあふれてしまう。

 次に鼻のかみ方である。片方ずつ優しく、が正しい。池田院長は「両方一度にかむと、圧力によって血管が切れて鼻血が出たり、細菌やウイルスが鼻と耳をつなぐ耳管に入り込むことがある」と言う。鼻をすするのも同じ結果を招くことがある。

 「ティッシュも選んだ方がいい」と助言するのは、東京厚生年金病院(東京都新宿区)の石井正則耳鼻咽喉科部長だ。「駅前で配られるポケットティッシュなどには質の悪いものがある。1日に何十回とかんで鼻の周りが荒れる人は、肌に優しい専用の保湿ティッシュなどがお勧めです」

 鼻粘膜が腫れて起きるのが、鼻づまりだ。空気の通り道を狭め、異物を体内に入れないようにしている。くしゃみは、鼻粘膜が感知した異物を瞬時に排出しようとする動き。飛び出しが時速300キロにもなるため、口と鼻を完全にふさぐと圧力で鼓膜が破れることがあるという。石井部長は「マスクやティッシュで口を押さえる程度に」と言う。

 ◇鼻毛抜き厳禁

 異物を防ぐといえば、鼻毛も忘れてはいけない。夏目漱石は小説「吾輩は猫である」で、主人が鼻毛を抜く場面を描いた。ところが、石井部長は「思わぬ感染症につながりかねません」と警告する。糖尿病などで免疫機能の落ちている人が、鼻毛を抜いた跡のくぼみから入ったばい菌がほかの個所に回り、深刻な炎症を起こした例があるという。

 安全に、清潔に切るのが鼻毛処理のポイントだ。男性のおしゃれの風潮も手伝って売れているのが電動式の鼻毛切り機。松下電工の「鼻毛カッター」は、5年前と比べ2倍の売り上げに。「洗浄できるタイプが人気。広告もしていないのに、毎年売り上げが伸びている」と、同社広報部は話す。

 鼻づまりでにおいを感じなくなったら、どんな影響が考えられるのだろうか。石井部長は「動物のメスはオスを誘うにおいを出している。においをかげなくなったオスの性欲は減退する」。では私たちも? 「人間の嗅覚(きゅうかく)は動物より鈍い。現代人は容姿や仕草で性欲を感じる。においをかげなくても、性欲に影響は出ないと考えられています」。鼻は奥が深いのである。(毎日新聞)



b

 「鼻をかむのは、片方ずつ優しく」・・・って、意外と難しい。


 マスクが一番効果的なんだろうけど、面倒くさくてしょうがない。メガネが曇るのもうっとうしいし・・・。


 おまけに、眼がかゆくて仕方がないもんだから、イライラが募るばかり・・・。




 眼、鼻、口・・・と、大事な器官が、花粉相手に、悲鳴をあげています。




 同じ毎日新聞に、こんな記事も・・・



スギ花粉“襲撃”の季節、マスクやゴーグルなどで防御しても、落とし穴は「洗濯物」--。P&G清潔生活研究所が実施した実験で、花粉対策として一般に知られている「洗濯物をはたいて取り込む」ことに、実効性が薄いことがわかった。同研究所は、花粉症の人の洗濯物は部屋干しにするよう勧めている。

 同研究所では綿100%の試験布を使い、洗濯処理し濡れた状態の布に花粉(スギ)を付着させ、乾燥させた後に手で軽く払う程度の振動を加える実験をした。そこで花粉の残留率を調べたところ、試験布の花粉残留率は、81.8%で、ほとんどの花粉は落ちていないことがわかった。一方、乾いた布に花粉を付けて同様の実験を行ったところ、残留率は14.7%となり、濡れている状態でついた花粉は、乾燥した後に払っても、ほとんどが落ちないことが明らかになった。

 さらに実験では、洗濯処理後の濡れた綿布に疑似花粉を付着させ、乾燥中の繊維の動きを観察した。すると、乾燥するにつれ、布の表面に張りついていた繊維が立ち上がるように動き、疑似花粉を巻き込む様子が確認された。同研究所では濡れた状態で花粉がついたまま乾燥させると、花粉が繊維に巻き込まれてしまい、花粉が落ちにくくなる可能性が考えられるとしている。こうした結果を受け、同研究所では花粉の時期は洗濯物に花粉がつかないよう、部屋干しなどの工夫が大切と結論づけた。

 環境省の花粉飛散マップによると、3月7日現在ですでに35都府県で飛散が確認され、予測によると、今年のスギ及びヒノキ花粉の飛散量は「東日本で昨年の1.5倍から3倍、西日本で平年並み」という。【江刺弘子】(毎日新聞)



 理屈はわかる気がしますが、天気の良い日に、部屋干しなんて・・・





PS.

ともかく、「外出時にはマスク」・・・を実践するしかないようで・・・

超立体マスク 花粉用 ふつう 30枚
¥598
Amazon.co.jp


ヨードのちからでウィルス・花粉ブロック、ヨードde防菌マスク
¥1,680


軽くて立体 帯電フィルターマスク20枚 3個セット<花粉の季節>
¥2,940