おはようございます。またまた、食の安心・安全を根底から覆す事件がおきました。


 千葉県や兵庫県の3家族計10人が、中国製冷凍ギョーザを食べた後、腹痛や吐き気、下痢などの中毒症状を訴え、9人が入院、うち女児1人が一時意識不明になったことが30日、分かった。両県警が2家族の食べたギョーザの包装や吐瀉(としゃ)物などを鑑定した結果、殺虫剤として農薬に使われる有機リン系薬物「メタミドホス」が検出された。

 致死量は体重50キロの人で約15グラム。両県警は薬物混入量や流通経路などを調べている。厚生労働省は在日中国大使館を通じ、中国当局に通報した。

 警察庁は同日、全国の警察本部に同種事例があった場合は速やかに報告するよう指示した。

 調べによると、症状を訴えたのは千葉県市川市の飲食店店員の女性(47)と子供4人、千葉市稲毛区の母(36)と娘(3)、兵庫県高砂市の自営業男性(51)と妻(47)、二男(18)。

 いずれのギョーザも中国河北省の「天洋食品」が製造。輸入者は日本たばこ産業(JT)子会社の「ジェイティフーズ」(東京都品川区)で、大手スーパーや生協で販売された。千葉では「手作り餃子」(40個入り)、兵庫では「手包みひとくち餃子」(20個入り)という商品のギョーザを食べた直後や約30分後に症状が出たという。(時事通信)


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 もはや、「中国製」という製品の「信頼性」は「ゼロ」といってもいいのではないでしょうか。世界の工場といわれ、年々、その品質も向上してきたと思われていたのですが、今一度、原点に戻り、「安心・安全」を見つめ直してほしいものです。




No.613:脚光


脚光を浴びる:①舞台に立つ。 ②世間の注目の的となる。



 ジャッジ不正問題というゴタゴタで、一躍脚光を浴びた、ハンドボールですが、大声援もあと一歩及ばずといった結果に・・・。


  ハンドボールの北京五輪男子アジア予選(読売新聞社協賛)は30日、東京の代々木第1体育館で行われ、日本は韓国に25―28で敗れ、1988年ソウル大会以来、5大会ぶりの五輪出場は持ち越しとなった。

 韓国は3大会連続の五輪出場。

 日本は5月30日~6月1日に行われる世界最終予選で、五輪出場権の獲得を目指す。

 中東に偏った審判の判定が原因でやり直しとなり、中東勢が出場をボイコットしたことで日韓の一発勝負で行われた今回の再予選には、1万257人の観衆が詰めかけた。(読売新聞)



 前日の女子同様、残念ながら男子もこの「一発勝負」をものにすることができませんでしたが、世間の盛り上がりには驚くばかりです。 


 あろうことか、種目の違うサッカー会場にまで影響が及んだとかで・・・


 サッカー日本代表の国際親善試合が行われた東京・国立競技場では、近隣の国立代々木競技場で同じ時間に始まった男子ハンドボール北京五輪アジア予選の速報がハーフタイムと試合終了時にアナウンスされた。

 サッカーの勝利で盛り上がっているさなか、「残念ながら」とハンドボールの敗戦が伝えられると、観客席から一転して大きなため息が漏れた。

 ハンドボールは、満員の1万257人の観客を集めたのに対し、サッカーは2万6971人。92年以降、最も少ない95年9月20日のパラグアイ戦の2万2544人を上回ったが、客席はやや物足りなさが残った。(毎日新聞)


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 いずれにしても、一躍脚光を浴びたハンドボールですが、スポーツニュースを見る限り、白熱した好ゲームだったことは間違いないようで、ハンドボールそのものの魅力を大いにアピールできたといえるでしょう。




 ただ、熱しやすくさめやすいという国民性が気になりますが・・・




PS.

昔、体育測定で、「ハンドボール投げ」っていうのがあったが、今でもおこなわれているのだろうか・・・


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