おはようございます。ようやく国会が再開しました。
福田首相は1日午後の衆院本会議で、就任後初めての所信表明演説を行った。
参院で与野党の議席数が逆転する中、野党に歩み寄る姿勢を前面に出したのが最大の特徴だ。また、「構造改革の方向性は変えず、生じた問題には処方せんを講じる」とし、改革を継続する一方、都市と地方の格差などの問題に具体的な解決策を示す考えを表明した。日朝関係については、拉致被害者の帰国を目指し、国交正常化の意義についても言及した。
9月10日に所信表明演説を行った安倍前首相が2日後に辞任表明したことによって休会状態となっていた臨時国会は、後任の福田首相が改めて所信を表明する異常事態の中、約3週間ぶりに再開した。
問題山積のなか、どんな舵取りを見せてくれるのでしょうか・・・。
No.581:二律背反
・ 二律背反:哲学で、相互に矛盾する二つの命題(定立と反定立)が同等の妥当性をもって主張されること。アンチノミー。
今週号の日経ビジネスに、東芝社長「西田厚聰」氏が、「強いリーダー」として紹介されています。
アメリカの原子力大手「ウエスチングハウス社」の買収発表や、1兆円を越す、3ヵ年の半導体投資計画の発表など、大胆な決断のエピソードも、非常に興味深く読みましたが、特に、印象に残ったのが、「二律背反に挑む」という、経営哲学です。
「イノベーションの本質は何か。それは『二律背反』の事柄を同時に達成することだ」
「利益かシェアか、品質かコストか、差異化か標準化か。かつては二律背反的な要素のどちらかを二者択一すればよかった。しかし、今やパラダイムが変わり、二律背反という本質的な課題を解決しないと勝ち残れない」
というように、かつては、矛盾するような事柄こそ、勝負を決する重要な決め手になるということを強調しています。
驚くのは、「シェアと利益」や「品質とコスト」というような、「経営戦略」課題だけではなく、社員の「行動指針」にまで、「二律背反的要素」を求めているということです。
「合理主義と情熱重視」、「即断即決と用意周到」というように、バランスをとりながら、二律背反の両立に挑もうというのです。
焦点を絞って明快にすることも大事ですが、こういった「二律背反」といった事柄を、「二者択一」ではなく、「両立」させるという「思考・志向」が重要だという内容に、まるで違った「視点・視座」を示してもらったかのように、非常に、心に残ったのです・・・。
PS.
「二律背反の両立」・・・確かに、一筋縄ではいかないけど・・・
