おはようございます。監視カメラが犯人逮捕の決め手になる事件が相次いでいます。


 システム構築大手のアイティフォーは、監視カメラの映像から不審者や不審物を検知する監視システムの新製品「ナイスビジョンV10」を発売した。

 新製品は不審者などを赤い丸で囲い、アラームを発信する機能のほか、警備員が所持するPDA(携帯情報端末)やノートパソコンに無線LAN(構内情報通信網)を介し、監視画面がとらえた映像を再生できる。

 これにより、警備員は現場に到着する前に、不審者などを確認することが可能になった。

 従来のアナログカメラに加え、IP(インターネット・プロトコル)カメラにも対応した。価格は1500万円から。


 「24(トゥエンティーフォー)」のような世界が、一般に・・・!?


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No.520:挙動不審


挙動不審:立ち居振る舞いが、疑わしく思えること。そのさま。



 「ちょっとそこのあなた!


 急に声をかけられたので、体が固まってしまい、頭だけ声のするほうを向きました・・・。と、そこには、一見、おまわりさんのような制服の男性が、腰に手をあて、身構えています。




 昔、アパレル会社に勤務していた頃の話です。


 初めてのコレクション(ファッションショー)をひかえ、急ピッチで、サンプル作りが進行していました。その日、工場から届いたばかりの「革ジャン」や「革のパンツ」といったサンプルを、先生にチェックしてもらおうと、試着してみると・・・


 「だめだなぁ・・・う~ん・・・キレイすぎるんだよねぇ・・・『マッドマックス』のような退廃したシーンだから、キズだらけになってないとぉ・・・」

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 ・・・と、ダメだしをもらったので、やむなく、キレイな革の上下に身を包み、オフィスの前にあった、月極め駐車場に行って、ある行動に出たわけです。


 つまり、ダメージをあたえるために、「匍匐前進」や、壁に背をつけての「ヒンズースクワット」などなど・・・


 時間は、夜の8時ごろだったでしょうか・・・夢中になって、作業に没頭していました。やってみると、実は、なかなかキズってつかないものなんです。のた打ち回っていたというような雰囲気だったと思います。




 そのとき、ふいに、声をかけられたのです。



 「はぁ~!?・・・ですかぁ~!?」


 「あなたしかいないでしょ・・・いったい、をやってるんですか?」


 「い・・・いやぁ・・・ちょっと仕事で・・・キズをつけるために・・・って、別に怪しいもんじゃありません!」(この時点で完全に、あ・や・し・い!


 「!?・・・その腰に下げてるのはなんです!?」


 「えっ!?」


 ・・・と、自分の腰に手を当ててみると・・・そこには、モデルガンが・・・!


 「あっと・・・これは・・・モデルガンっていうか・・おもちゃの・・・」


 「ちょっとぉ手を上げて!・・・いったい仕事って、何の仕事なの?」


 「・・・いやぁ・・・ファッション関係で・・・すぐそこに事務所がありますから・・・」


 「え!?ファッショで事務所!?




 どう考えても・・・「不審」です。もし、立場が逆だったとしても、同じように「挙動不審者」として扱ったでしょう。


 東宮御所の近くにオフィスがあったため、その警護をされている方でした。必死になって、弁解し、「事務所」までご案内して、ようやく、「嫌疑」を晴らしていただいた次第です。




 仕事とはいえ、自分の行動が、他人に、どう映っているかを、考えてみること・・・・・・時に、必要なことだと、痛感したのです。



PS.

 一見、「普通」を思わせる「不審者」が多いのも、困ったものですが・・・