おはようございます。もうすぐ開幕だというのに、悲しい報道が続いています。

 西武の太田秀和球団社長兼オーナー代行は15日夜、東京都内のホテルで会見し、早大の清水選手に口止めを指示したのは前田俊郎スカウト(41)だったことを明かした。太田社長は「『選手を守りたい』という現場の判断だった。大変申し訳ない」と謝罪した。自身の進退については、辞任の考えがないことを改めて強調した。

 西武側の説明によると、問題が発覚した9日夜、前田スカウトが専大北上高の高橋利男元コーチから「自分はどうなってもいいから子供を守りたい」との電話を受けた。鈴木葉留彦スカウト部長にも、高橋元コーチや父親から「父親が受け取ったという形にして、息子をかばう」との連絡があった。このため、前田スカウトは10日夜、清水選手に電話で口裏を合わせるように指示したという。しかし、9日に口止めされたという清水選手の話と食い違いがある。

 太田社長が早大調査委の発表後、前田スカウトに事情を聴いたところ口止めの事実を認めた。鈴木スカウト部長、前田スカウトに対する処分は、14日に発足した調査委員会(委員長・池井優慶大名誉教授)に委ねる。


一応謝罪!?

 「自分のことはどうなってもいいから子供を守りたい」・・・っていうよりも、一番守りたいのは、自分の立場だったということでしょうか。会社ぐるみの「悪しき体質」と、伝統ともいえる「隠蔽体質」が、いまだにくすぶり続けているようです。

No.490:自責の念

自責の念:自分で自分の過ちをとがめる気持ち。

 金銭供与を受けていたとされる清水選手は、あの「一場事件」以来、常に「ばれるのでは・・・」と不安の日々をすごしていたといいます。ですが、ついに、「自責の念」にかられて、「謝罪」するとともに、「真実」を語りました。

 プロ野球・西武ライオンズが早稲田大3年生の野球部員らアマチュア2選手に金銭供与をしていた問題で、早大は15日午後、東京都新宿区の同校内で記者会見を開き、学内に設けた調査委員会(委員長=村岡功・早大スポーツ科学部教授、委員9人)の調査結果を発表した。供与を受けた野球部員の清水勝仁選手(21)も名前を明らかにし、応武篤良(おうたけあつよし)監督らとともに会見に同席した。 

 調査によると、清水選手は高校3年生だった03年8月下旬、いったん西武のドラフト指名を受けることを決めたが、その後、西武と高校関係者から「やはり早稲田に進みなさい。学費は西武が面倒みる」と言われて応じた。その内容の書面にサインをした可能性もある。

 また選手本人が大学入学後、手渡しまたは銀行振り込みで月額10万円を受け取っていたことや、事態発覚後、西武から「『金銭授受は西武と父親のやりとりで本人は何も知らなかったと言ってくれ』と口止めされた」が、自責の念から13日になって真相を告白したことも明らかにされた。

 早大の調査報告書は15日中に加盟する東京六大学野球連盟に提出される。プロ球団からの金品授受を禁じた日本学生野球憲章に違反することが確認されれば、同憲章に基づき、同選手は退部となる。

 清水選手の父親も毎月20万円ずつのほか、05年10月に一括で500万円を受け取り、本人と父親の授受総額は1025万円余にのぼる見通し。

 清水選手は兵庫県出身で、岩手・専大北上高を経て早大に入学。高校3年生だった03年秋ごろ、西武と将来の入団を約束した合意文書を交わした(後に破棄)ことも分かっている。清水選手は金銭供与について、野球部長らに対して当初「知らない」と話していたが、調査委の調査で、金銭供与を認識していたことを認めていた。

清水勝仁選手の話 このたびアマチュア野球のルールに反したことをやってしまい、誠にご迷惑をおかけしました。報道があった時にすぐに本当のことが言えず、迷惑をかけたことを深く反省しています。


ごめんなさい!

 ルールを逸脱して、有望なスポーツ選手を、「青田買い」するという行為は、今回の事件により、まだまだ「根絶」されておらず、むしろ、「氷山の一角」という印象のほうが強くなってきた感があります。

 有望選手の「人材確保」に、多額の金銭が動くというのは、プロ化されていないスポーツでも、「当たり前」になっているといいますが、「ルール」を決めた以上、それに従わない場合は、厳しい処罰があって当然です。

 西武の「対応」から、まったく「自責の念」が感じられないのが残念でなりません。

PS.

 バレなきゃ、ナニやってもいい・・・っていうのは・・・いかがなものかなぁ・・・