今までも花を贈ることはあったのだが、今回、初めてクリスマスに贈ってみた。たったひとりのクリスマスもなんだと思ったからだ。
なんでも、イブに届いた花を見て、早速、親父に報告し、思わず涙が出たそうだ。
届けてくれた花屋は、地元の専門店である「珍花園」。日持ちがするのと、愛想がいいので、昔から親父がひいきにしていた店。
電話で注文した際、親父が亡くなったことを最近知り、びっくりしたと言っていた。帰省した月曜日に、代金を支払いに行ってきたのだが、電話の主が、そこの跡継ぎである息子さんだと知る。
おふくろが、正月用に、例年よりは控えめな花を注文していることも聞く。
「また、これから、ちょくちょく、寄せてもらいます。」
ひとりになったおふくろを気遣ってくれることが、うれしい。
昨日、一日遅れのクリスマスを、近所で買ってきたショートケーキを食べて楽しんだ。おふくろにとっては、初めてのクリスマスだったらしい。
