おはようございます。毎度の事ながら、「筋が違う」のに「既成事実をでっち上げる」やり方に、「違和感」を感じるというよりも、あきらめの境地になってきます。

巨人の渡辺恒雄球団会長が4日、東京都内で、2008年の北京五輪出場を目指す野球の日本代表監督候補に挙がっている阪神の星野仙一前監督について「いいんじゃないか。ほかにそういないだろ。星野君ならば賛成だよ」と語った。

 星野氏には、既にアマチュア側で全日本野球会議・日本代表編成委員会の長船騏郎委員長が監督就任を要請。星野氏は1日、「プロ側から話が来ていないのに何も返事はできない。正式な要請だとは思っていない」と慎重な姿勢を示していた。一方、プロ側は4日の実行委員会で人選をコミッショナー事務局に一任する方針を固め、対応が注目されている。

 さらに渡辺会長は脳梗塞からのリハビリを続ける長嶋茂雄元巨人監督の監督就任の可能性に言及。「本人は非常に行きたがっている」としながらも「暑い8月の北京でやって彼の体が悪くなったら、おれは責任を感じざるを得ない」と消極的な姿勢を示した。その上で「選手をどうまとめるかだろう、野球っていうものは。まとめる能力がある人は長嶋君を別とすれば星野君しかいないんじゃないか」とも語った。

 「ありそうであった」・・・お約束どおりの渡辺氏の発言。サービス精神は満点のようです。

No.442:ありそうでなかった

 この時期になると、「ヒット商品番付」なるものが発表されます。昨日は、三井住友銀行グループのSMBCコンサルティングから、2006年のヒット商品番付が発表されました。

 


西

「ニンテンドーDS Lite」と対応ソフト

横綱

該当なし

休場

大関

mixi

「ダ・ヴィンチ・コード」

関脇

「ワゴンR」

「TSUBAKI」

小結

「植物性乳酸菌ラブレ」

薄型テレビ

前頭1

「オシャレ魔女ラブandベリー」

ワンセグ

前頭2

「国家の品格」

王ジャパン&ハンカチ王子

前頭3

荒川静香

「ルックきれいのミスト」

前頭4

「黒烏龍茶OTPP」

「TRUE」

前頭5

男前豆腐店

「ウイルスセキュリティZERO」

前頭6

駅ナカ

 東の横綱は、ゲームの世界を、大人にまで広げ、「脳を鍛える」ブームを呼びましたよね。

 西の大関は、上場も果たし、多くの会員を獲得しているようですが、個人的には、「休場」状態が続いています。

 SMBCのホームページでは、こんな解説が掲載されています。

従来、乳酸菌飲料といえば、牛乳の糖分を分解する動物性乳酸菌を使用したものだった。「植物性乳酸菌ラブレ」は、「すぐき漬け」という漬物に生息する植物性乳酸菌を使用。植物性乳酸菌飲料というカテゴリーを作り出し、健康志向が強い人の支持を得て新しい顧客を生み出した。

20064月に放送が開始されたワンセグは、出先でもテレビを楽しみたいという顧客のニーズを掴んだ。ある調査会社では、ワンセグチューナーの出荷台数が2006年に385万台から2007年には一気に5倍前後の18001900万台になると予想している。

「ルックきれいのミスト」は、「銀イオンの清潔キープ剤」というコンセプトで20063月に発売された新商品である。「汚れる前、臭う前に予防する」という提案が、汚れてから掃除をしたくない主婦に受け入れられ、10月までに800万本を販売した。

「黒烏龍茶OTPP」は、ウーロン茶重合ポリフェノールの働きによって食後の血中中性脂肪の上昇を抑えることをアピールし、脂っこい料理が好きな人を顧客層に引き込んだ。厚生労働省が発表したメタボリックシンドロームという言葉も追い風となった。

電動ブラシの「TRUE」は、ヘッド部分が振動して髪をまっすぐにし、さらに磁力で静電気を除去して髪をサラサラにする。癖毛などで今までのブラシに満足できなかった女性がこの機能に飛びついて、年間販売高は200万本に達すると予想されている。

従来のウィルス対策ソフトは年に一度更新料を払う必要があったが、「ウイルスセキュリティZERO」は、業界で初めてこの更新料を無料にした。これが、更新手続きを煩わしく感じていた人にアピールして、シマンテックとトレンドマイクロの2社の寡占状態だったウイルス対策ソフトの市場に国産ソフトとして切り込んでいった。

多くの人がただ通り過ぎるだけだった駅ナカにすばらしい集客力があることに気づいた鉄道会社は、駅ナカを商業施設に替えることで新たな需要を掘り起こした。通勤・通学途中に駅の外に出なくても買い物ができるという利便性が多くの人に受け入れられた。

 今まで「ありそうでなかった」ものが「新しい顧客を創造」したというのです。

 「成熟期・変革期」の今、需給バランスは完全に、供給オーバーとなっており、ほとんどの「商品」や「サービス」は、もはや「お腹いっぱい」状態ではないでしょうか。だからこそ、「別腹」といって、思わず「食べたくなる商品やサービス」が支持されたということかもしれません。

 素直に、身の回りを見つめなおして、「こんなのあったら便利だよなあ」とか、「よく考えたら面倒くさいことしてるよなあ」なんてことが、「ヒント」や「きっかけ」につながるということでしょうか。

 これなら、だれもが「企画マン」になれそうですね。ただ、アイデアを具現化するのは並大抵のことではないですけど・・・

PS.

 「ありそうでなかったもの」・・・そういえば、発売されたばかりのニンテンドー「Wii(ウィー)」は、家族みんなで楽しめるゲーム、という、原点に戻ったような商品。いつ入手できることやら・・・。