おはようございます。「微妙な判定」というよりも、明らかに「ミスジャッジ」ではないでしょうか。

WBAライトフライ級王座決定戦12回戦は2日、横浜市の横浜アリーナで行われ、注目の19歳・亀田興毅(協栄)がフアン・ランダエタ(ベネズエラ)に2-1の微妙な判定で勝ち、チャンピオンの座に就いた。10代での世界タイトル獲得は、ファイティング原田、井岡弘樹に次いで日本勢史上3人目。

プロデビュー当時から『亀田三兄弟』の長男として知られ、大胆不敵な言動もあって高い人気を誇ってきた。会場に詰め掛けた超満員の1万5000人が熱い視線を送る中、世界戦初挑戦で辛勝した。

亀田はデビュー以来12戦全勝(10KO)。19歳8カ月での世界王座獲得となり、原田の19歳6カ月に次いで日本人としては史上3位の若さとなる。同1位は井岡の18歳9カ月。

亀田は1回終了間際に右フックを浴びてデビュー以来初めてのダウンを喫したが、粘り強く踏ん張った。後半は相手をロープに追い詰める場面もあった。3人のジャッジのうち1人が2点差、もう1人が1点差で亀田を支持し、残る1人は3点差でランダエタの勝ちとするきわどい判定。12ラウンド中8ラウンドでジャッジの採点が分かれた。

勝利を確信!?

○誰もが勝利を確信!?

 肩入れするにもほどが有ると言いたくなる様な、あまりにもひどい実況と解説。いつ倒されてもおかしくないような状況で、よく最後までもったというのが実感。実際、負けを覚悟していたような表情も見せており、勝利を告げられ、本人が一番びっくりしたのではないだろうか。すっきりとは言いがたい勝利ですが、真価を問われるのはこれからですね。

No.371:50年後

 昨日の日経新聞朝刊に、興味深い記事が掲載されていました。出生率1.25がこのまま続くと、50年後の日本は、どうなっているか・・・というシミュレーションです。

 日本の人口は現在、1億2776万人。これが、8000万人にまで減少し、高齢者の割合は、現在の21%から上昇し、36%にまで達してしまうというのです。

 小中高や大学などの教育機関は深刻な学生不足に直面し、遊園地やおもちゃ、子供服などの産業は多くが立ち行かなくなると伝えています。一方で、高齢者の比重が増すことで真っ先に影響が表れるのが医療や介護です。今後、減りゆく労働力は産業界が取り合うことになり、介護にかかわる働き手が大幅に不足するのは避けられないことが見込まれています。人手を確保するためには介護費用の増額や、外国人労働者の受け入れなどが必要になり、働く世代の負担が増えるのは避けられないと。

 1990年代以降、政府が打ち出してきた少子化対策も、今のところ見るべき効果が表れていません。当たり前ですが、「出生数増加」を最優先しなければならないのですが、「晩婚→晩産→産める子供がすくなくなる」という「負のスパイラル」に歯止めをかけねばならないのです。記事では、長時間労働や残業の抑制といった働き方の見直しを促すことも課題だとして、「子供はほしいが未婚で未産」の人がまず一人産むことから、少子化の脱却は始まるとしています。

 ・・・こういった内容だったのですが、真っ先に、目に飛び込んできたのは、シミュレーションをグラフ化したものでした。ちょっと見にくいのですが、こんな感じです。


グラフ

 息子たちが中年になる50年後が、こんな状況だとすると・・・・・・。

 「少子高齢化」について、かなり「深刻」な問題であることだけは分かりますよね。さて、なにができて、なにをしなければならないのでしょう・・・。

 シミュレーションをなんとしても、覆してみたいものです・・・。

PS.

 こうしたシミュレーションのグラフ化は、「見えて分かる」ことにつながる。そういえば、元祖は、これだった。懐かしい気もするけど・・・「世界が100人の村だったら