おはようございます。土曜日の地震には驚きました。ちょうど、「勉強会」が開催され、新館4Fにほとんどの社員が、集まっていましたから、「心強い」といえば、そうだったのですが、かなりの強い揺れには、久しぶりに緊張感が漂いました。その後、首都圏の鉄道などは、「完全停止」し、「復旧」にかなりの時間がかかり、多くの人が「足止め」されたのです。エレベーターも4万基が停止されたそうで、すべてが復旧するには今日までかかるそうです。これも土曜日で、夏休みだから、被害が抑えられたのかもしれません。ちなみに、個人的には、エレベーターの中に閉じ込められたことが、二度あります。それも、いずれも上司と一緒に、です。それぞれ、45分と、90分という時間が、非常に長く感じましたが、なにより、緊急時には、「人の本性」がさらけ出されるということのほうが、印象的でした。
二次災害を防ぐというのは、「大切」なことなのですが、やはり、「異常の有無」を「目視確認」しているのでは、「人手」も必要で、時間がかかるのもやむを得ません。この点は、今後の課題といえると思います。ただ、駅員の方々が、刻々と変わる「情報」を、丁寧に、必死になって、「発信」していた光景は、「大変さ」がわかるだけに、感心してみていましたが・・・。
No.114:危機管理
・ 危機管理:大地震・大停電・ハイジャック・テロなど、天災・人災を問わず不測の事態に対して事前の準備を行い、被害を最小限に食い止めるよう対処するための諸政策。クライシス-マネージメント。
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1995年1月17日午前5時46分に起きた「阪神大震災」は、想像を絶する光景が報道され、多くの人々が犠牲になったため、非常に印象に残っていると思います。神戸が本社であるWO社でも、残念ながら、ひと家族が犠牲となりました。早朝だったため、「あの程度」で済んだという見方もありますが、阪神圏では、「ライフライン」を絶たれ、事実上、「機能不全」に陥りました。WO社でも、サーバー機能を、ポートアイランド(人工島)にある本社においていたため、コンピューターシステムは「完全停止」となってしまいました。特に、春物商戦に向けた商品をショップに出荷しなければならない重要な時期だったため、「人海戦術」による「出荷業務」でなんとか急場をしのぐ「対応」をしたことが思い出されます。その後、「危機管理」という「キーワード」が多くのところで語られることになりました。サーバーやホストコンピューターを「分散:バックアップ」させたり、「緊急連絡網」を整備したりと、細かな点から、見直すことになったのです。その前の「日航機墜落」事件の後、幹部の移動(出張)を「分散」させることにしたのですが、すべては「緊急事態時」の「準備と対応」ということなのです。
この表を見てください。
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緊急である |
緊急でない |
重要である |
①緊急で、かつ重要である |
②重要だが、緊急でない |
重要でない |
③緊急だが、重要でない |
④緊急でも、重要でもない |
① は、「病気や事故」「トラブル」「クレーム対応」「期限の迫った仕事」「危機や災害」などなど、とにかく「最優先」してこなさなければならないものばかりです。
② は、「準備や計画」「勉強や自己啓発」「健康維持」「指導・育成」「人間関係作り」「真のリクレーション」などなど、なかなか実践できなくて後回しにされるものばかりです。
③ は、「突然の来訪」「多くの電話」「無意味な接待や付き合い」「多くの会議」「雑事」などなど、たいてい、この領域に時間をとられることが多いのが現実です。
④ は、「暇つぶし」「無駄話」「待ち時間」「無意味な活動全般」などなど、この領域は、絶滅させなければなりません。
災害を例にとれば、①は、災害時の緊急対策であり、②は、防災対策ということになります。そして、私たちが、意識しなければならないことは、①と②の領域に「集中」して時間を使うことであり、③や④の時間を少なくすることなのです。とくに、②の領域の活動を増やせば増やすほど、「個人」にとっても「企業」にとっても、「成長」に結びつき、「意義のあるもの」となるといわれています。
こうした「重要事項を優先する」という考え方は、きわめて「大切」だと思います。言い換えれば、③や④を極力しなくてもいいようにしていくということです。企業においては、全員が、こうした「発想」にたって業務を推進しているところが、「個人」も「会社」も「成長」しています。さあ、今日から、「意識」を変えて、①と②に「集中」していきましょう!
PS.
我が家では、阪神大震災のとき、「防災対策」を講じた。家具の転倒防止や、防災グッズなど、最低限と思われることはした。だが、「防災グッズ」は、その後「意識」されることなく、「緊急食」など「期限切れ」で使い物にならなくなっていることが、最近「判明」した。家族も増えて、かつ成長しているので、このままではまったく「役に立たない」こともだ。「喉もと過ぎれば熱さ忘れる!」とはよく言ったものだと思う。そして「備えあれば憂いなし!」とも・・・。