松本人志の『嗤(わら)い』の根源にある『ハラスメント』は、
30年間に渡り、『茶の間』へ、広く深く浸透していった。
本来、『ハラスメント』と『お笑い』は、
共存してはならないものだ。仮にそれが『人間』誰もが隠し持つ
『潜在的欲求(いじめ)』の一種であったとしても、
それを『開放』し『増幅』させる意義など、『社会的』には
どこにもないからだ。しかし、『政治家』達がその流れに
歯止めをかけなかったのなら、それは、単に、その方が、
都合が良かったからだ。『お嗤(わら)いハラスメント』は、
『強権者』が、『弱者』を一方的にいじり倒すことで起きる、
極めて『陰湿な嗤(わら)い』だ。その『嗤(わら)い』に
『国民』が依存すればする程、『社会』は歪(いびつ)に
なって行くという事だ。現在の『日本社会』など、
究極の『国民ハラスメント(いじめ)』そのものだろう。
『世界トップの報酬』が、『国会議員』に支払われる一方、
『一般国民(上級国民・以外)』の給料は、30年間に渡り
下がり続けて来た。『政治家』『専門家』『コメンテーター』
しいては、『マスメディア』といった『権力者』達に『良心』があり、
『弱い立場の人』達を救おうと言う『志』が壊れていなければ、
日本が、これ程の『格差社会』に陥る筈がないだろう。
『松本人志(吉本興業)』が、どれだけ
『日本社会に悪影響を与えて来たか?』に関しては、
『ジャニー喜多川(旧ジャニーズ)』などの比では無い筈だ。
若者のTV離れが進む中、全『TVメディア』は、たとえ、
『一国(いっこく)の良心』を破壊しようとも、
『目先の視聴率』が稼げる、『松本のお嗤(わら)いみこし』を
担(かつ)ぎ続けてきた。が、『目先の視聴率』を、
30年も追い続ければ、
『他人を嗤(わら)う事でしか快感を覚えない
、良心なき権力者』達が、手が付けられない程に『増殖』すること位、
想定できた筈だ。昨今、『権力者達による、弱者の分離』を、
『擁護』し続けてきた『メディアの使い』達が、
『週刊文春』について、『便所の落書き(竹中平蔵氏)』、
『嘘を書いて儲けている(辛坊治郎氏)』。他・多勢などと、
『週刊文春』を非難している。が、現在、『歪(いびつ)』に
振れ過ぎた『日本社会』に 歯止めをかけ、『浄化』する作業を、
遂行しているのは、『松本・お嗤いみこし』と
『ジャニー喜多川みこし』を『30年間』担ぎ続けて来た、
全・『大手マスメディア』などでは毛頭なく、
『一(いち)紙媒体』の『週間文春』である。というのが、
この『世にも珍しき、放置国家』の現実だ。
『権力者達は、世の中が都合良くなった』。と語り、
『弱者達は、世の中が住みにくくなった』。と語る。と言う話だ。
2024.2.28