『BBCの報道(ジャニーズ)』や、『安倍氏・銃撃(旧
 統一教会)』などの、『事件』が起きなければ、この
国の『真実』は、明るみにならない。要は、日本のメデ
ィアの『ジャーナリズム』は、30年以上、『機能不全』
であった。と、言うことだ。『小さな悪』との闘いすら、
避け続けて来た『なれの果て』、今の日本には、手が付
けられない『巨悪モンスター』が、至る所に、はびこっ
ている。と、言うことだ。かつて、『世界一の経済大国』
と謳われた国の、『上級・国民以外(一般国民)』の給
料だけが、30年間、下がり続ける怪現象も、『国家レ
ベル』の『良心の崩壊(強者と弱者の分断)』と捉えれば、
頷ける話だ。2017年、英国『BBC』と、米国『NYタイ
ムズ』は、松本の『ガキ使(絶対に笑ってはいけない)』
の、『人権・後進国』ぶりを、痛烈に批判した。『人権
問題への警鐘』は、この時、鳴らされていた。と言うこ
とだ。吉本は、『闇営業事件(2019年)』で、世間を
騒がせた。が、この事件の異様さは、『吉本と懇意な企業』
であったが故に、『営業』を引き受けた『入江』と『入江』
に招かれ参加した『宮迫』だけが、悪役として切り取られ、
『体制に逆らった者(みせしめ)』として、処分されたこ
とだ。そして、『吉本経営陣』がどんな企業と『業務・取引』
をしていたのか?。と言う『事件の核心』だけが、報道され
なかったことだ。この問題が根深いのは、『民法・大手マス
メディア』が全て、『吉本興業の株主(利害共有)』である
ことだ。要は、『民主主義国家』ではありえない、メディア
の『損得勘定』によって、『真実が歪曲』されて報道された。
と言うことだ。この事件が、『お笑い界に関わる者』の脳裏
に植えつけたのが、『松本のお嗤(わら)い・権力みこし』
への『恐怖と服従』だ。メディアは、『吉本・経営陣』だけ
を擁護するという『反・ジャーナリズム』として機能してい
たと言うことだ。そんな国に、この先、明るい未来など、あ
る筈がないだろう。『バブル崩壊』後の不況下に『松本人志』
がTVに台頭して来てから30年になる。『強者』が、『弱者』
を一方的に嗤(わら)って喜ぶ『悪習』を日常化させた、
『松本のお嗤(わら)い』は、日本国民の『良心』を破壊し、
『国力』を低下させ続けて来た。30年間、給料が凋落し続け
たことなど気にも留めず、気分だけが『上級国民』と化した
『一般国民』が、松本の『お嗤(わら)いみこし』を担(かつ)
いで喜んで来た代償は、近未来、『国の存続』にすら影響を及
ぼすことだろう。但し、『一般国民』全体で声を上げて、対処
さえしていれば、全く『別の社会』で、全く『別の人生』が待
っていたであろう。と言う話だ。