この記事は「Ｃ子が愛した男達 ～その弐 ギャングな男①～ 」
「Ｃ子が愛した男達 ～その弐 ギャングな男②～ 」 の続きです。
②はアメンバー限定記事なので、一般の方は見れませんが、
①を読んでいれば話はわかります。
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というわけで、前科の内容を聞いた私たち。
私「う～ん・・・やっぱり、その人・・やめたほうが良くない？」
っていうか・・・絶対にやめたほうがよくないか？
Ｃ子「でも、もう罪は償ってるし、今はちゃんとしてるんだよ？」
うーん・・・うーん・・・。
まぁ、確かに”罪を憎んで人を憎まず”って言うし・・・
前科があるからって色眼鏡で見るのはよくない。
それはわかってるけど・・・。
Ｃ子「大丈夫！もう改心して、今はちゃんとしてるんだから！」
Ｃ子は笑ってそういった。
そもそも、ギャングはＣ子と出会ったときは無職ではなかったらしい。
避暑地で働いていたんだそうな。
そこでＣ子と出会い、毎晩ＧＬＡＹの曲をかけながら
きれいな星空の下をドライブ。
二人の間に恋が芽生え、お付き合い開始。
が・・・1人東京に帰ってきたＣ子に
ギャング「離れてると寂しいよ～～～。」
と、嘆き悲しみ
ギャング「俺、仕事やめて東京に行くから一緒に暮らそう！！」
と言いだし
ギャング「俺がそっちに行ったら
直ぐに一緒に暮らせるように部屋を借りておいて！」
と、Ｃ子に部屋を借りるようにいってきたらしい。
Ｃ子はその言葉通り、二人が住める部屋を探した。
そして、いい部屋が見つかったので
敷金礼金等の初期費用を払い、自分の名前で契約。
東京都心で二人暮らしの部屋を借りるとなると
初期費用だけで結構な金額になる。
Ｃ子「きっと、彼が後から全部払ってくれるだろう。
もしくは、割り勘かな・・・」
この考えが、
採れたての甘エビよりも、
高級松坂牛のカルビよりも、
小さい頃に食べた駄菓子屋のチョコＵＦＯよりも
甘かったとＣ子が気がつくのに、あまり時間はかからなかった。
二人で生活を始めた頃、
ギャング「家賃は俺が払うから！」
その言葉に
Ｃ子 心の中「え？敷金礼金は払ってくれないの？」
と思ったそうだが、
Ｃ子 心の中「でも、これから家賃を払ってくれるんだもんね。
初期費用だけでも私が払うのはしかたないか・・・。」
と思ったＣ子。
そして、3ヵ月後。
Ｃ子の携帯が鳴った。
部屋の大家さんからだ。
大家「家賃を払ってもらってないんだけど？」 と。
Ｃ子「え？何ヶ月分ですか？」
大家「最初の1ヶ月以来、払ってもらってないよ！！」
どうやら、ギャングは早速滞納を始めたらしい。
しかし、部屋の契約者はＣ子。
毎日、矢のようにかかってくる督促の電話。
結局、Ｃ子がすべて支払うことになった。
一方ギャングはというと、
毎日出勤していくＣ子のためにお弁当をつくったり、
Ｃ子が帰ってくる時間帯に駅へ迎えに行ったりと
尽くしてくれるものの
相変わらず無職。
（それって、ヒモ？）
正確には、仕事を見つけてくるものの
「上司と喧嘩した」「俺には合わない」
と理由を付けて、直ぐにやめてしまう日々。
仕事をしないから、お金が無い。
お金が無いから家賃も払えない。
そして・・・
Ｃ子はある日・・・
こう切り出されたという。
ギャング「友達と事業を起こしたいんだ。」
と。
ギャング「その資金が必要なんだ。」
と。
ギャング「○○円さえ、あれば。」
と。
Ｃ子は悩んだ。
○○円は大金・・・そうそう他人に貸したりできるものではない。
でも、○○円あれば、彼はちゃんと働いてくれると言っている。
○○円させあれば、彼は今の生活から脱却できるんだ。
そう考えると、○○円を彼に貸さない私は・・・ひどい女ってこと、なのかな？・・・。
結局、Ｃ子はギャングに○○円を貸してしまったのだった。
（ちなみに○○円は、
普通の女性の感覚で彼氏に貸せる金額の２桁ぐらい上と思っていただければ。）
話がシリアスすぎてつっこみが入れられないのです。
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Ｃ子にギャングの話を書くから時系列を教えて、と言うと
出てくるわ出てくるわ聞いていなかったすごい話が。
そこまでの話だったの？！(((゜д゜;)))
それって記事にしていいことなの？(°Д°；≡°Д°；) となりました。
ヲタ夫には、「今更そんな話を聞いてまた傷口を広げるようなことして！！」
と超・怒られまして・・・Ｃ子に詫びの連絡を入れたところ
「全然いいよ。載せてもらえれば昇華できるよ～。」と。
相変わらず太っ腹な女です。
というわけで、「Ｃ子、バカなんじゃね？」的なコメントはなしでお願いします。
いや、バカなんですが・・・ｵｲｵｲ
本人が一番わかっていることですので。