息子の成長が早い。
やたら早い。
『２歳を過ぎると急にいろんな言葉を話しはじめるよ』
そんな話を友人から聞いた時は
本当かよ～？なんて思っていたけど。
本当でした。すみません。
というわけで、毎日新しい言葉を話すようになり
驚かされる毎日。
１ヶ月前は、ニュース番組を見ていたら
カズ「じみんとう、みんしゅとう、きょうさんとう・・・」
と政党の名前をほぼ完璧に覚え、呪文のようにつぶやくように・・・(^_^;)
ある日、私の携帯電話をいじって遊んでいる息子を見かけたので
私「カズ？どこかに電話かけてるの～？」
なんて冗談できたら
カズ「こくみんしんとう！！こくみんしんと～う！！」
と絶叫していた。
うん、綿貫さん喜ぶよ。
落ちたけど。
そして、さらに１ヶ月。
息子カズは更に進化。
適当に空で話していた『ももたろう』の話を
丸暗記してしまったのだ！
それは日曜日の昼下がり。
お昼ごはんを食べていると、突然、カズがつぶやくように語りだした。
（ ）内は訳です。
カズ「むかし、むかし、あるとおに」（むかしむかしある所に）
カズ「おじいさん おばあさん いた。」（おじいさんとおばあさんがおりました。）
カズ「おじいさん、やま、しばかり。」（おじいさんは山にしばかりに）
カズ「おばあさん、かわ、せんたく。」（おばあさんは川へ洗濯に行きました。）
カズ「おばあさん、もも、大きなもも。」（おばあさんが洗濯をしていると、おおきなももが）
カズ「どんぶら～ どんぶら～」（どんぶらこ どんぶらこ と流れてきました。）
カズ「もも。よしょ。よしょ。」（おばあさんはももをよいしょよいしょと持って帰り）
カズ「もも、パカーン！」（ももをパカーンと割ってみると）
カズ「パカーン・・・・・・・・・・・・・・・」
カズ「パカーン・・・・・・・・・・・・・・」
カズ「･･･・・・・・・・・・・・・・・・・・」
なぜか、ここで話を中断するカズ。
たまらず話の続きを促す私。
私「カズ？ももを割ったらどうなったの？」
カズ「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
なぜか頑なに話そうとはしない。
私「ももから何かが出てきたんだよね？」
カズ「・・・・・・・・・・・・。」
ヲタ夫「カズ？ももから何が出てきたのか、教えてよ？ね？」
すると、カズは一言つぶやいた。
カズ「えーけーびー・・・・・・。」
私・ヲタ夫「え？」
カズ「えーけーびぃ・・・・・・・・・・・・・。」
ＡＫＢ？
私「ちょ・・・！カズ？！今なんて言ったの？！
ももから、何が出てきたって？！」
思わず大きな声が出てしまった私にびびったカズ。
うわごとのようにある言葉を発しながら、隣の部屋へ逃げていった。
カズ「まりこさま～ まりこさまぁ～」
その言葉・・・どこで覚えたんですか？orz
そりゃ、ももからＡＫＢ出てきたらヲタは喜ぶかもしれんが。
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出来すぎた話と思われそうですが
本当に、本当に実話。
我が家では、こういう悲劇が起こらないように
なるべく、ヲタ話は息子の前ではしないようにしていたんです。
本当に。
なのに、こんな結果になってしまった・・・。
なぜか。
ひとつ思い当たる節があるんです。
それは、ドラクエ9。
夫婦ともどもどっぷりはまっているわけです。
ドラクエ 主人公の名前は「ヲタ夫」。
そして、一緒に旅する仲間達はすべて女性で
「まりこさま」「えれぴょん」「こじはる」。
はい、ヲタ夫が好きなＡＫＢ４８メンバーの名前なわけです。
で、時々私も借りてやるわけですが、
私「メラミ使えるのって誰だっけ？」
ヲタ夫「あー、メラミは、まりこさまだね。」
と。
完全にゲームのキャラクタとして話しているので
ヲタ話として認識していませんでしたorz
結果、ＡＫＢのメンバーの名前を覚えられてしまったという・・・。
夫婦ともに認識が甘すぎました・・・。
じゃあ、なんで「えーけーびー」というのを覚えてしまったのだろうか？
そんな、チーム名なんて、会話で、ほとんど、言ってないはずなのに。
ねぇ？
ほとんど。
ほとんど・・・・。
少しは言ったかも知れないけど・・・。
2歳児。マジで侮れん！！！
ごめんよ、カズ。