2023/3/24 麺処 ほん田 秋葉原本店(東京・秋葉原)訪問。

 

外観写真は店内がすけすけのため割愛します。JR秋葉原駅の真下(高架下)ということで降りてすぐです。

 

今日の東京は昼から雨ということもあり、濡れない点ではうってつけの場所を選んだつもりです。ただ、18:30頃で20人以上の行列で60分ちかく待ちました。

 

 

東十条にあったときは足しげく通ったのですが秋葉原店は初めてです。当時はなかった昆布水つけ麺がありますのでどんなものかとやってきました。

 

「特製醤油つけ」「中盛」「肉めし」をプッシュ。かなり豪勢になってしまった。

 

着席。ひとりですがテーブル席でした。広い!

 

美味しい食べ方です。

 

着丼!

 

想像以上にゴツいのがやってきました!

 

まずは麺から。

 

説明通りに直接食べてみたり、塩をかけてみたり、すだち汁をかけてみたりとやってみたのですが、表面をちょっとかすめ取ったった程度にしか減りません。

 

中盛を頼んだつもりですが実際は超大盛でした。一体何グラムあるのか見当もつきません。尋常ではないです。

 

続いてつけ汁。

 

スープは端麗な醤油味。醤油ラーメンの濃縮版といえます。

 

そして、これでもかというほどの鶏&豚チャーシュー。スープの中にも並々と隠れています。端正なふりをしつつも肉食系です。繊細な理屈よりも暴力的なまでの肉圧で支配するタイプ。肉、肉、肉。量的な面で不満を唱える人はいないはずです。

 

とどめの肉めし。

 

こちらも半端なかったです。今日は肉を食べに来たのかな?と思うくらい肉のオンパレード。写真はシュッとしてますが実際はひとつひとつのゴロつき加減が無性に激しい。これが300円で提供されているのは奇跡といえます。こういうことがあるからラーメン屋に来るとサイドメニューを期待して頼んでしまうのですね。

 

総じて、腹十三分目でした。満足度130パーセント。心底腹いっぱいになりました。秋葉原という土地柄を反映してか並みのサイズではなかったです。標準的な量でよかったかなと猛省します。

 

ご馳走様でした。

 

次回は普通の醤油ラーメンをいただいてみたいところです。

 

2023/3/24 つけそば 神田 勝本(東京・神保町)訪問。

神保町駅から徒歩5分。JR御茶ノ水駅から徒歩7分。明治大学の裏側です。

 

12時ごろに着いたら約10人待ちでした。着席まで20分くらい。客層的にはサラリーマンがほとんど。並んでいたら店員さんに声をかけられるので食券を買うシステムです。

 

 

前々からぜひ訪問したいと思っていたので来れてよかったです。レトロモダンな感じがいい!

 

「特製清湯つけそば」をプッシュ。

 

大盛やサイドメニューなどの品目削除がさびしいものですが復活を期待します。

 

着席。

 

全席カウンター席で13席もあります。店員さんは2名で大変そうでした。

 

着丼!

 

麺線の整い方に職人気質を覚えます。

 

まずは麺から。

 

2種類の麺がユニークです。浅草開化楼製。なぜゆえ2種類盛られているのか? 答えはどこにも書かれていません。食べて納得する世界です。もしこれが1種類だけだったら平凡だったかもしれない。よくこんな面白い仕掛けを思いついたものです。

 

手前の細いちぢれ麺は中華蕎麦の麺のようなツルツルでソフトな食感です。「つけ麺」というより「つけ蕎麦」という名称がしっくりきます。細さゆえに端麗なつけ汁と合います。これは結構気に入りました。

 

奥の方はやや太目のつけ麺的な麺です。こちらはオーソドックスなつけ麺を食べている感覚です。胡椒や黒七味などをかけて食べるのもオツなものです。

 

続いてつけ汁。

 

つけ汁は、醤油蕎麦のスープをつけ汁向けに濃縮したような味です。柚子の香りがアクセントになります。濃すぎず薄すぎずなので、そのまますすっても旨いですね。

 

そして端麗なつゆの中に肉厚のチャーシューが主張します。提供前にあぶられており暖かくて美味しいです。

 

総じて、普通盛りでしたが麺の量がシッカリあって腹十分目でした。大盛にしたら大体の人には多すぎるかも。そんな麺量にもかかわらず、2種類あって飽きずに最後まで食べられました。

 

ご馳走様でした。

 

今度は水道橋の方にもまたお邪魔したいと思います。

 

東洋水産の環2家のカップラーメンを食してみました。

中野のセブンイレブンで入手しました。一応全国で販売されているようです。

 

なぜか急に仕事が詰まってしまい、ラーメン屋めぐりに支障をきたす昨今です。まあ、健康を考えれば週一くらいが妥当かもしれませんが・・・懲りずに家でもラーメンを食べています。

 

 

コンビニの様々な乾麺や冷凍食品を食って、それぞれそれなりに旨いとは思いますが、あえて記事にするほどでもないというのが率直な感想です。そんな中で「環2家」は出色の出来であったので是非とも紹介したいと思った次第です。

 

というのも本当に「家系」な味だからです。表題にあるような「クセになる旨じょっぱさ!」。トッピング(ほうれん草、チャーシュー)がインスタントレベルであることを除けばスープや麺の再現性は断トツといえます。開眼しました。

 

これまでに、家系の再現度が高いと評判の二品(下記)がありましたが、全然比べ物になりません。東洋水産を100とするならば日清は60、藤原製麺は65くらいです。ライバルはカップラーメンにとどまりません。お店にとっても脅威となるレベルです。

 

 

 

とりあえずAmazonで箱買いしましたが、東洋水産がロングセラー商品にしてくれることを祈ります。

 

 

さて、「環2家」をおいしくいただくコツは、あくまでも「書いてある作り方を守る」ことです。カップ麺というものはそういうものなのでアレンジするとバランスが崩れがちです。

 

かつて明石家さんまが「カレーは箱の説明書通りに作るのが一番旨い」と名言を残していますが言いえて妙です。NHKのためしてガッテンで家庭のカレーの味を比較していましたが隠し味を追加したカレーよりも手順通りに作ったカレーが一番でした。隠し味もアレンジもしない。メーカーが考えた通りの手順を踏むことが最重要です。

 

ここからはアンチパターンの紹介です。実は、これほどまでに再現度が高いのだからと、欲を出して、麺を個別に茹でて丼に盛ってみたところかなりイマイチな結果に。

 

 

海苔、ほうれん草、チャーシューをアドオンするまではよしとしても、丼にスープと麺を入れるのはかなりNGでした。温度管理がきわめてデリケートで、スープや麺が少しでもぬるいとめちゃくちゃまずくなります。プロでない限り失敗の確率は高いので、カップ麺はカップでいただくのがよいのかと思います。

2023/3/20 中野 邦ちゃんラーメン(東京都・中野)訪問。

JR中野駅の南口から徒歩5分くらいです。

 

3/19にオープンした模様です。18時すぎで並ばずに入れました。

 

 

「ちゃん系」のお店が中野にも到来したとのことで訪問。ちなみに新橋のはるちゃん、高円寺のともちんは行きたいリストに入っておりますがまだ行けておりません。

 

「中華そば」と「チャーシュー麺」で悩んで今日のところは「中華そば」をプッシュ。

 

3秒くらいでごはん(無料)が到着。

 

客層としては仕事帰りのサラリーマンがメインといったところでしょうか。新店ということで物珍しさに立ち寄る人が多いようです。

 

着丼!

 

なんということでしょう!

 

選んだのは普通の「中華そば」ですが他店のチャーシュー麺並みの内容です。事前にこうなることが分かっていたので「中華そば」を選んだのでした。隣の人は「大盛」を頼んでいましたがなんと洗面器並みのサイズの丼です。ここの系列の特徴としてデフォルトの量でかなりのボリューム感があります。

 

気になるのはお味です。

 

これが旨い!!!

 

見た目は町中華の醤油ラーメンの大盛です。ですが、実際の味はその想像の枠を凌駕しました。

 

スープは表面まで並々とラードの層があってアツアツです。醤油のコクがシッカリあって旨しょっぱい。素人でも丁寧に造りこまれた味とわかります。大味さは皆無。トレンドを絶妙に取り入れたモダンな味わいさえも感じます。量があるので遠慮なく飲み進めます。この旨しょっぱさがご飯にも合います。

 

チャーシューが旨いですね。やわらかくてこってりしており醤油スープと合います。そしてサービス精神あふれる量です。チャーシュー麺を頼んだらどうなるのでしょう。次回はトライしてみたいです。

 

麺は平打ちちぢれ麺です。ピロピロしてスープを吸って美味しいです。今はやりの手打ち麺を彷彿とするものがあります。

 

総じて「安い」を求められるのが中野の地域柄ですが、「旨い」「量が多い」といったプラスアルファがあるのが好感でした。

 

ご馳走様でした。

 

中野に根付いてくれることを願うばかりです。

 

2023/3/16 Tokyo Style Noodle ほたて日和(東京・秋葉原)訪問。

各秋葉原駅から徒歩5分くらい。絶好の立地であり激戦区です。

 

18時すぎに訪れたところ20人弱の行列。約60分待ちでした。入店時も17人ほどでしたので60分待ちと考えるのが堅そうです。季節がいい今がねらい目かと。

 

 

唐突に感想から述べると「新次元の旨さ」です。今まで食べた昆布水つけ麺のなかでは断トツ。「昆布水つけ麺の具がたまたまホタテである」という短絡的な先入観とは異なる深い新境地を体感しました。多少待っても食べる価値あります。ここで今日の日記は終わってもいいくらいの気分ですが訳が分からないので続けます。

 

「『特製』帆立の昆布水つけ麺 黒【醤油】」「大盛」をプッシュ。今時めずらしくなんと2,000円札にも対応しています。(本当に使えるのだろうか?)。

 

着席。入口の広い席に案内してもらえました。お世辞抜きでお水が美味しいです。

 

お店の色々なこだわりを熟読します。

 

着丼!

 

心奪われるビジュアル。ラグジュアリー感と色合いの芸術性。お皿のひとつをとってもこだわりを感じます。多くのお客さんを相手にされているのに惰性を感じません。

 

美味しい食べ方を忠実に守って食べます。

 

まずは帆立のカルパッチョから。旨い!

 

充実の味変アイテム群。塩とわさびとトリュフオイルと葱。ギミックの領域とは180度異なる本格的な内容。手抜き一切無し。塩の量があるのがポイントが高いです。

 

続いて麺。

 

どこからどう手をつけるか迷います。

 

昆布水の旨味がシッカリ麺に浸透して絡みあいます。続けて、塩、わさびを付けるのも妙味。これだけでも十分に美味しくて麺の1/3を食べてしまいました。最後のトリュフオイルはいうことなし。香りが一面に広がります。昆布水まで全部完飲です。食材の旨味が最大限に生かされた構成です。理詰めで追究されたこだわりが伝わります。

 

そしてつけ汁。

 

中に立派なワンタンが隠れています。2個も!

 

見た目は薄味にみえますが醤油味がシッカリしています。かといってしょっぱいこともなく、麺をつけてもよし、そのまま飲むことさえできる絶妙な塩分濃度です。が、一応割スープを小瓶でいただきました。洗い物が増えるのに手抜き無しです。

 

ご馳走様でした。


総じて味に一貫性を感じました。華やかな味変アイテムも合理的な存在価値があります。単に奇をてらったトッピングとして帆立を付けたのではなく、旨さを極限まで追求するための食材として帆立などが使用されていることに食べてみれば気づきます。

 

今日の時点で食べログのスコアは3.43ですが、個人的には3.8~9でも不思議ではないクオリティです。使用食材からすると値段も不思議なほど安いです。日々進化を遂げるラーメン業界ですが「旨いの基準」が軽く更新されてしまったように思います。ゆえに「新次元の旨さ」といいたいです。どこかの言を借りるなら「旨いのその先」に行ってきましたよ。

 

休日は記帳制になるほどの人気ですが、本当はあまり流行りすぎても困るので内緒にしておきたいお店です。