寺島さんと羽多野さんの2人で、というのでどんなだろう?と。
この2人を起用するなんて、2DLOVEを意識してる?と
思ったら、マリンエンターテイメントさんのCDだった!
それなら納得。
聞きはじめてすぐにこのロイドたちがドSで俺様タイプと知って、聞き続けるか迷ったんですが、まぁがんばって聞いてみようかと。
ヒロインさんの元に誤配送された双子のロイド。
レンカロイド社に連絡すれば本来ヒロインさんが申し込んだロイドと交換してもらえることを説明されます。
二人がどうやら俺様ドSタイプでヒロインさんの望みに合わないと知って、社に連絡しようとしたら響にスマホを取られ、玲からの泣き落とし(とはちょっと違うか?)でヒロインさんの気持ちにつけこんで、結局内緒で二人と過ごすことに。
という始まり。
後に響から指摘されますが、1体注文したはずが2体届き、社に連絡しないまま起動させたヒロインさんにも多少なりとも非はありますよね。
と思いながら聞いてました。
1体の予定が2体届いて、その二人から優しくしてもらえたら……って思ったら、誤配送とわかっていても試しに起動させちゃえって思っちゃいますよねぇ。
その気持ちはなんとなくわかりますけど。
響と玲、プログラムされているということでしたが、なかなかのドSっぷりでしたね。
ヒロインさん、忙しさにかこつけて部屋は掃除しないし、ちょっとだらしないみたい?
ロイドがやるのではなく、ヒロインさんがやらされる。
約束の時間より遅れて仕事から帰ってきて床に座らされる。
なぐさめてくれたのかと思いきや、「そんなこと思ってるわけないだろ」と言われる。
S好きの方にとっては理想のシチュエーションなんでしょうけれど、個人的にはイラッとしますね。
ただ、純粋なS系シチュエーションCDとちょっと違って、ちょっと優しいところもあったり、ちょっと取り合い的なところもあったり……?
それはヒロインさんも感じていたのか、なんだかんだでずっと一緒に暮らしていくんですよね。
熱があるのに会社へ行こうとしたヒロインさんを無理矢理ベッドに寝かしつけるシーンは、確かに言うことや行動はひどいんですが、ヒロインさんを心配している雰囲気もあって。
まぁやっぱりひどいんですけど。
3人で流星を見るところは玲が意外にはしゃいでいてかわいらしかった。
最後はレンカロイド社に誤配送がバレて回収にきます。
二人と別れたくないと泣きじゃくるヒロインさんに、自分たちに不具合が出ていること、他のマスターのところに行ってもヒロインさんに対するような気持ちで遊べないから、と自分たちが壊れてしまうことが確定事項となる状況での歌を披露するという行動に出ます。
そして機能停止。
データ消去が始まる前に録音データがあるとアナウンスされて再生してみると、二人からのメッセージが。
それを聞いて終了。
最後の最後 の玲の「バイバイ」の言い方がちょっと切なかったな。
こういう終わり方かぁ……と、ちょっしんみりしました。
他のシリーズも最後に想いを伝える歌を歌うと思うので、こんな切ない終わり方なのかな?
今回のはドSってこともあってそこまで悲しくなかったんですが、もっと仲良くなっていたりしたらとても悲しいだろうなぁ。
想いを伝える歌を歌わずにずっと一緒にいるという終わり方をするものもあるのかな?
そうそう、ドS系とかツンデレとかで、あるセリフを行ったあと「なんて言うと思った?」とか「何?本気にしてんの?」とかって揶揄するセリフがくっつくと思うんですけど、そもそも思ってなければそんなセリフが出てくるわけないですよね。
と思ってますよ、私はね。