母親代わりだった祖母の葬儀 (2) | 生命保険営業で更に友達が増えた サイトウ屋

生命保険営業で更に友達が増えた サイトウ屋

保険が必要なのではなくお金が必要なんです。もっというとお金のその先、気持ちが大事。お金は単なるツールです。自分の人生にツールを上手く取り入れ、豊かな人生にどう近づけるのかを考える。保険はとても有効活用できる1つの手段です^ ^



一般的には人が亡くなったら間も無く病院側と葬儀の話になります。

死亡届けを出したりと役所やあちこち
あれよあれよとやらなければいけない事が沢山出てきます。

気持ちもソワソワ
とてもゆっくりなんてしていられませんてました。

祖母の場合は知り合いの葬儀屋さんにお願いしていましたので予算や斎場は事前にある程度決めていたのですが、いつも迷惑ばかり掛けてくる他の親族がここぞとばかり出てきて納得しなかったりなんだりと問題も少しありスムーズとはいきません。

ほんとムカつきます。
こういう大事な時に。。

事前準備をしていても予期せぬトラブルがあるんですね。


それでも何とか葬儀の日程が決まりました

12月24日のクリスマスイブ
余談ですがこの日は祖母からみて子供になる、私の母の誕生日でもありました。
自分が産んだ子のお誕生日に見送られる。 
感慨深いものでした。


クリスマスで街は賑やか🎄
ひっそり家族葬でしたがこんな日に駆けつけてくれた方々も多くいました
有り難いことです。


祖母は菊などではなく
華やかな綺麗なお花に囲まれました。

家族それぞれの手紙も添えてとても温まる良い葬儀を行う事が出来、ホッとしたのを思い出します。

それと同時に頬全体が温かくなるほどの涙が..声も出さずに流れでてました
やっと悲しめたのです。

葬儀屋さんが本当に親切で遺族の想いに寄り添って頂き終始良くして下さったことも式が良いものとなった理由のひとつです。


祖母の顔、綺麗で良い顔してたなぁ。


私の仕事は生死や尊厳についても考えていくので、こういう場でもやっぱり

お金って大事だ

と、つくづく思います。
ちゃんと送ってあげられる最低限の資金は確保できてほんとに良かった。

祖母が入院してる一週間ほど
毎日欠かさず12時間、側にいましたので夫の夕飯はスーパーで買ったお惣菜やデリバリーで済ませることも多い。また、6ヶ月ほどの小さな娘を抱えながらの介助に眠気や疲れでタクシーに乗ることもしばしばありました。
(12時間ずっと抱っこですからね..)


娘の離乳食も始めた時期だったので離乳食(ベビーフード)の用意も必要でしたし、自分の食事は売店や帰り道のお店ででパッと済ますこともあります。泣き出してしまうと大慌てで食事どこじゃないので🙌

祖母は誤飲性肺炎もありましたので口内ケアのグッズやその他諸々祖母に必要なものもその日の体調により出でくるので病院の介護用品を取扱ってる売店で買い出しもありました。



祖母が今より少しでも楽になるアイテムを買い、すぐに届けられる。幸せを感じる瞬間ではありますが介護用品いちいち高いんです😭
病院側ではなく自費で用意するので現金は常に用意していました。
 


うちの家庭は問題がアリアリなので
決して裕福ではありません。

恥ずかしながら色んなことがあり、祖母の葬儀も盛大にはお金を掛けられずでした。

それでも棺や骨壷 斎場費用、火葬許可証など必要最低限でも必ず掛かるお金があります。
来てくれた方の待合室、軽食の準備などもそうです。結構お金掛かります。


目の前の大切な人を想い
ちゃんと悲しむ時間を作るためにはそれなりのお金が必要

です。一分一秒でも目の前の祖母の側に。
祖母を想い温かい環境で送れたことが、私達遺族を癒す大切な時間にとなったはずです。

遺されたこちら側はこれから前を向いて生きて行かなければなりません。
その為には後回しにせず、その時にしっかり出来ることをして、ちゃんと悲しむ時間が取れることが必要なんです。


私の仕事は保険を売ることですが
お金という道具の裏に隠れている付加価値気づいてもらい有効に使っていただく方法をお伝えするのが仕事です。


経験してみなきゃ分からないことだらけな人生

1人でも多く後悔する時間をありがとうと涙を流せる時間に変えていけたら良いなと思います。

バーバ!ありがとうね照れ

次は私の入院・手術編へつづく..