のぞき見するワン助
こんにちは
ご訪問いただきましてありがとうございます。
お子さんのいらっしゃる方は、新学期の慌ただしさもGWで一息つけますね
そして多くのママたちが直面する塾問題
今日は、塾勤務歴5年の経験から、思ったことをお話します。
(あくまでも、個人的見解です)
範囲が広すぎてしまうので、今回は主に
小学生の入塾時のことを話しますね
私が勤めていたのは、公立に通うお子さんを対象にした大手塾チェーンです
小3から中3までの地元のお子さんが対象
この季節、先生方もチラシを校門の前で配ったりして集客にいそしみますが
一番の営業マンはなんといってもすでに塾に通っているお子さん達です
よくあるのが紹介制度ですね
紹介した方も、された方も授業料割引がある、ウインウイン状態
うちの塾に限ってお話すると、その他にも、紹介した人数により、
おもちゃや文房具をもらえたりしますので
授業料割引よりも、お子さんはそちらのほうに夢中になります
お子さんの好きそうなグッズは塾内で展示されています
さらに、お友達を紹介したらチケットがもらえて、枚数によってくじが引けます
その商品は、かなり高価なものもあります
こういうグッズの費用は基本、本社から支給されますが、
集客成績の良い教室に多くお金が渡されるシステムなので、
多くの先生が一部自腹で商品を購入していた様子でした
そして、このくじは決して公正なものではなく、
紹介者が多い子、退塾しそうな子、クラスを盛り上げる子、
もちろん成績の良い子に良いものが当たるようになっておるのだ!
こういうところ、学校でないので、それぞれの塾長の独断と偏見です
小学校低学年のお子さんは、お友達を理由に塾に行きたがりますよね
最初は算数と国語、一教科でもオッケーで、紹介割引、兄弟割引なんかいれると
授業料は980円!だったりします
親御さんもコレなら!って思いますよね
塾に行っていれば、5時くらいまで子供は帰ってこないし、ママも安心で嬉しい。
実際はテキスト代、教室維持費、入塾料とか最初はかかっちゃいますが。
しかし、これは蟻地獄の入り口にすぎないのです。
夏期講習、冬期講習はもちろん、学年が進むにつれて教科も増え
授業料も雪だるま式に大きくなります
保護者が不安にならないように、ちょくちょく個人面談が行われ
保険の営業マンさながらに口の立つ「先生」に説得、洗脳されていきます
正直、塾の先生は、学校の先生になれなかった人、新卒で就職がどこも決まっていなかった人も多く
私の塾の塾長は、以前は高齢者に健康器具を売る仕事、
ほら、よくスーパーの片隅で高齢者に向かって血管の説明とかしている人
だったそうです。こいつはものすごく集客成績は良かった!(そしてケチだった←私情)
ちなみに、夜になると中学生対象に、大学生のバイトの先生がやってきますが
この子達のほうが、社員の先生達よりもはるかに偏差値の良い大学に行っているのは言うまでもありません
(あまりに頭が良すぎるバイトの先生に「なんで子供達ができないのかがわからない。」と
相談されたことがあります。笑。できない先生のほうが教え方がうまい場合もあります。)
勉強内容については、今は研究も進んでいますので、
どこの塾でも良いものを教えていると思います。
ですから、一番は先生と子供の相性
そして、大事なのは内容をママがチェックして把握していること
不要な講座や教科はびしっ!と断って良いです。
ほかの習い事や家族との時間の方が大事だし、
学校の勉強内容にちゃんとついってっているなら、本当は塾は不要です
ただし、中学受験の場合は別ですね
一流の進学塾にがっつり通って、身も心も受験一色にして、
公立の子たちに流されないように家庭でもしっかり管理しないと勝てないでしょう。
次回は、授業料の支払いに困ったときの対応について、
あくまでも私の経験上のアドバイスを聞いていただけたら、と思います。
ここまで読んでよんでいただいて、ありがとうございました。