習近平国家主席は、新型コロナウィルスとの戦いを人民戦争と言い、トランプ大統領は、自らを「戦時下の大統領」だと言った。メルケル首相はドイツが第2次世界大戦以来最大の問題に直面していると言った。3月24日現在、厚生労働省が発表している日本の感染者数は1,100人を少し超える程度におさまっている。他国が大騒ぎしている最中、日本では新学期から一斉休校を解除する方向で検討されているらしい。感染拡大を抑え込んでいるというのがその理由のようだが、これは果たして本当だろうか?
各国の首脳が言っているように、今はまさに戦争状態にあるのだろう。日本の現在の状況も、第2次世界大戦の頃と酷似している。日本の感染者数は本当に抑え込まれているのだろうか?1,100人程度の感染者数は日本の総人口の僅か0.001%にも満たないが、これは大本営発表ではないのか?
第2次世界大戦当時は大本営が戦況を発表していた。大本営発表発表と言えば、いまでこそデタラメな発表の慣用句のようになっているが、現在厚生労働省が発表している新型コロナウィルスの感染者数も、まさに大本営発表に酷似しているのではないかと思う。日本の問題は少なすぎるPCR検査数だ。日本の世論では、PCR検査を増やすと医療崩壊が起きるという意見が医療関係者を中心に主張されており、多くの国民もそれを信じ切っている。医療崩壊を起こさない為に、PCR検査は少ないほうが良いのだということを主張する医療関係者と、検査数が少ないことを誇りに思っている国民がそこにいる。
しかし、これは第2次世界大戦下に日本軍が言ってたこととそっくりではないだろうか。日本はアメリカや中国によって圧迫されている。戦争すれば日本は良くなる。平和を守る為に戦っているのだと軍部が国民を洗脳し続けて、国民もそれを信じ切っていた。官民あげて戦争に突入してしまった。しかし、21世紀に生きる我々は、当時の日本が戦争をするべきではなかったということは当然理解できている。日本には戦争しか残されていないと言っていた軍部の主張が嘘だということは誰でも知っている。しかしそれと同じことが現在でも起きてしまっている。検査数を増やすと医療崩壊が起きるという恐怖を煽って、国民が間違った方向に向かってしまっている。検査数を減らしたほうが良いというような、およそ世界の常識では到底理解できないような主張が普通にまかり通ってしまっている。そして治安維持法も形を変えて現在に生き続けている。当時、戦争は間違っていると言おうものなら、ただちに特高警察がやってきて逮捕されて拷問を受けた。徹底的な思想弾圧を受けた。もちろん現在に特高警察は存在しないが、同じものがネットの中で生き続けている。普通の国民が万が一、PCR検査をもっと増やせと発言しようものならネットの中では徹底的に叩かれて二度と同様な発言ができないほどに炎上してしまう。孫正義は目利き力が下がったとまで言われてしまう。なるほど、今はまさに戦時中なんだろう。