大日本帝国陸軍【チェンデラワシ湾の海底に眠る飛燕】三式戦闘機を潜る | ニューギニア島 | WorldWar2Wrecks | 海底に眠る戦争遺産を追う

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水中写真家『戸村裕行』が、世界各地の海中に眠る第二次世界大戦(大東亜戦争・太平洋戦争)中の艦船や航空機などを潜り、自ら撮影し、ご紹介します。

 

 

インドネシア・ニューギニア島

チェンデラワシ湾の海底に眠る「飛燕」

 

 

 ニューギニア島の西端に位置するインドネシア・マノクワリから出港し、チェンデラワシ湾を南下するダイビングクルーズ船に乗船した。 数日間ダイビングをしながら湾内にある様々なダイ ビングポイントを巡る旅だが、そのポイントのひとつでこの「飛燕」は静かに眠っていた。この飛燕はチェンデラワシ湾内にあるリッポンと呼ばれる島のリーフ、水深8〜12mと比較的浅い場所にある。現地ではこの機体を日本のものと知ってなのか「ゼロ・ポイント」と呼んでいた。墜落したものか、はたまた廃棄されたものかは不明だが、異国の海中でこうして静かに眠る姿に何かを感じずにはいられなかった。

 

 

「現地では零戦と呼ばれていたが、機体内部の3つのレバーが飛燕の決め手となる。残念ながら現地からの情報で銘板はもう無くなってしまったとのことだ。」

 

 

⚓️2014年

月刊「丸」2月号

海底のレクイエム

『海底に眠る飛燕』より

誌面解説:宮崎賢治氏

 

当時の「飛燕」の写真

 

Type:Kawasaki Ki-61 "Hien"

Allied reporting name of ”Tony”

Location:Cenderawasih Bay | Indonesia

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Photo by 戸村裕行(Hiroyuki Tomura)

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