最終日はいよいよ立山黒部アルペンルートです。
さて、この日は朝からしゃぶしゃぶ付きの朝食を食べました。当然ですが、朝早くからそんなに食べられるものではないです。
添乗員さんがゴールデンウィーク中には立山黒部で蕎麦屋が売り切れただの、昼食が取れなくて困った話をバスの中で何度もするので、朝食の卵焼きとウインナーと海苔と焼き鮭とご飯を紙ナプキンに包みました。ホテルの部屋でビニール袋を使っておにぎりを作り、カバンの中に入れました。主人は柿の種やほし貝柱とビールをリュックの中に入れました。
集合時刻は7:20でした。このツアー客は時間をよく守る人ばかりなので、相変わらず集合時刻より前にみんなバスに乗っていました。
何とゴンドラの運行時刻よりも先に私たちツアー客が先に登ることができるとのこと。何しろ、クラブツーリズムの会社がお金を2万円払って早く乗れるようにしてくれたんだと添乗員さんが話していました。(こんなことブログに書いていいのかな…)
十数分後にはハクバマウンテンハーバーのゴンドラの場所に着いていて、結局ゴンドラ前で結構待ちました。(その間、トイレに駆け込む人が結構いました。多分朝食べ過ぎたからでしょうね。)
ゴンドラは定員6名ですが、1人参加の人と私たち夫婦の3人で乗り込みました。
マウンテンハーバーは2018年にできた新しい施設で、上からの眺めを楽しみだけでなく、マウンテンバイクやカート、乗馬などのアクティビティもあります。
ツアー客の私たちは写真を撮って、9時には下に降りなければなりません。
突き出したところからの風景はこんな感じ。
ここはヤッホーデッキという名前がついている場所。
一応ヤッホーと叫んでみますが、こだまは返ってきません。
再びゴンドラで降ります。
さてこれから立山黒部アルペンルートです。
ここは個人ではなかなか行きづらい場所です。車で行くと、車を取りに行く手間がかかります。
片道コースがいいなら、やはりツアーの方が便利かなと思いました。それに、各乗り場の待合とか見ると団体優先仕様に感じました。
私たちのツアーは扇沢から始まって黒部ダム、黒部平、室堂、美女平、そして終点は立山駅になります。
電気バスを降りると、黒部ダムに着きました。
ダムの表示の左手には慰霊碑が建てられています。
何だかこういうのを見ると、国民って昔から奴隷だったんだなぁと思ってしまいます。
戦争に行って死なずに帰ってきた人がこういう国策事業で命を落とすこともあったんだろうなって。
ダムの放水はありませんでした。
観光放水と言っていましたので、用がなくても放水するんだな。亡くなった人は何のために仕事していたんだろう。
ダム湖はこんなにもきれいです。
ダム湖の道を歩いて、トンネル前が集合場所。
トンネル内に入ると、とても寒くてダウンジャケットを羽織りました。
ケーブルカーに乗る階段が妙に傾いていてちょっと気持ち悪くなりました。
ケーブルカーを降りたら黒部平です。
少し時間があったので、朝に用意した食べ物をお腹に入れました。
これが黒部平の景色です。
次の大観峰での散策はありませんでした。
てっぺんの室堂に行きます。
ロープウェイを降りたら、先に「雪の大谷」へ添乗員さんが案内してくれました。
雪の高さは今後どんどん低くなっていくでしょう。
ロープの向こう側には行けないようになっています。
ツアーの写真では真っ白でしたが、実際は灰色の混じった雪の壁でした。
海外からの観光客が雪に落書きしていました。
昔は日本人もやっていましたが、今はやる人がほとんどいませんね。
雪なんだからやってもよさそうですが、書かれている文字はアルファベットと漢字ばかりでした。
再びロープウェイ乗り場に戻り、昼食にありつけるか探すと、蕎麦屋が結構空いていたのですぐに入って食べました。
黒部平で朝食の残りを食べたので、蕎麦で十分。添乗員さんがありつけないかもと言っていましたが、全く心配なかった。平日の強みですかね。
しかも、上に行くほど料金が高くなると聞いていましたが、黒部平の蕎麦屋と同じ料金でした。
食べた後、散策に行きましたが、まだ雪が残っていて慎重に歩きました。実際若い人が転んでいましたからね。
みくりが池です。
湖面には氷が張っています。まだまだここは寒いですね。当然ですが、ダウンジャケットがないとダメでしたね。
時間的にみくりが池までしか行けませんでした。
ここをくまなく散策するのには、もう少し季節を後にして、ホテル立山で泊まるのがいいと思います。
バスの大きさからみても、雪がたくさん残っているのがわかります。
この後、バスで美女平まで行きましたが、杉を見ただけ。
そして次に貸し切りバスに乗り換え、新高岡駅へ。夕食になるものを少しだけ買って待合室でいました。
そこから北陸新幹線つるぎに乗って金沢駅まで行きました。金沢駅で次のサンダーバードに乗るまで結構時間があります。
添乗員さんが特別に駅構内に出して下さったので、まず添乗員さんがお勧めしていたイオンの回転寿司屋に行きました。しかし、行列ができていたので諦め、待合で新高岡駅で買ったものを食べました。
私たちは終点の大阪駅で降りましたが、途中福井駅で降りるという人はそのことをあらかじめ添乗員さんに伝えていなかったため、車掌さんと話をつけてくれるのに時間がかかっていました。
そういうことはやはりツアーだからこそ言っておくべきことですね。
大阪駅から自宅には帰ることが無理なので、大阪駅周辺の新阪急ホテルで泊まりました。
御堂筋北口から行くのですが、添乗員さんがそっちの場所まで教えてくれました。
この添乗員さんはベテラン中のベテランで、新入社員を指導するような立場の人。
臨機応変に動くということができる方でした。
本当に最後までいろいろ面倒見て下さって、感謝の気持ちでいっぱいです。
翌日はなんばまで行って、なんばグランド花月で漫才や新喜劇を見ました。
やはり、和牛は若手では上手ですね。
それと、西川きよしが予想外に面白くてよかった。
阪神巨人にしてもやたらハッスルしてアドリブが炸裂していたせいか、予定より終了時間が長くなりました。
久しぶりのツアーでしたが、本当にいい旅でした。