とある戦士が言った。

剣を持たねばお前を守ることができない。

剣を持てばお前を両腕で抱きしめることができない。



寝たきりの女性が笑顔で問いた。

なら置けば良いの。

重たい物は昨日に。

そして今日を記憶に変えていくの。

私は少し太ったから重いわね。

笑顔で目の前の男を見上げた。



青く重い空に押し潰されそうな戦士の背が空を向いた。。
言葉の奴隷になった哲学者がこう言う。

信用と言うことに信用しすぎるな。

何事も深入りをするな。

信じただけ負が襲って来る。

他は必ず己に背を向ける。

背を向かれる前に向くのだ。

孤独を愛しなさい。

孤独を愛するということは自分を愛するということ。

色あせることない灰色を愛しなさい。

一瞬の虹は一瞬しか愛せないのだから。

しかし一人の詩人が言った。

それでも虹は美しい。
共鳴を信じ歩み行くとき

重ねた掌が結び付く

今はただ流れ行く時の中に己の火を灯し

明日へ明日へと急げ

変えられぬ昨日を忘れ去れるよう

突き抜けた先へ弧を描く

I'm get away?