日傘をさした男が太陽を掴んでしまった。


世界は静寂と闇に襲われる。


世界は黒い雨が降るようになった。


男にとっては全く無関係な事だ。


暗闇の中で男は一人笑う。


そんな些細な行動も僕達には関係のない事だ。


もっともこの男の行動は無意味に等しいのだ。


何があっても未来を見なければならない僕達には。


今の現状は他愛もないことなのだから。