バロテッリのミラン移籍に『こんな幸せそうな姿を見たことない！』：ミーノ・ライオラ代理人

ここ数年、イタリア・セリエAには『カルチョ･スキャンダル』をはじめ昨夏にはミランが主力のFWズラタン・イブラヒモヴィッチ、DFチアゴ・シウバをフランス･パリ・サンジェルマンへ放出、更に今冬には年俸の問題で攻撃の核であったMFウェズリー・スナイデルをトルコ･ガラタサライへ放出し戦力ダウンは否めなくマイナス要素ばかり目立っていた

そんな中、移籍市場で久しぶりに移籍期限ギリギリでイタリアのミラノ2大ビッククラブが主役となった

インテルは中盤ではすべてのポジションでプレーが可能で、母国の英雄・元ACミランMFボバンが才能をベタ褒めするクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ(18)をマンチェスター・ユナイテッドやレアル･マドリーとの競合の末、電撃的に獲得できた

そして、何と言ってもACミランへ移籍して母国イタリア復帰を果たした『SPUR MARIO』ことイタリア代表FWマリオ・バロテッリ
インテル在籍時の素行に問題があり若くしてイングランド・マンチェスターシティへ移籍したがイングランドでも素行が問題となっていた

1月中にはミラン移籍には豪腕ガッリアーニ副会長を持ってしてもミラン移籍の可能性は『９９．５％』ないと断言していただけにバロテッリの移籍は驚きだった

更に、シティへ移籍した時には2800万€で移籍したといわれていただけに今回の移籍金は2000万€までに値下げを成功して尚且つ分割払いでの契約を終結できたガッリアーニ副会長の豪腕ぶりが改めて証明された

そんな注目された状況でバロテッリは日曜日にホーム･サンシーロで試合を迎えたが、当初は加入したばかりのバロテッリはベンチスタートの予定だったが、試合前のウォーミングアップ中にFWバッツィーニが怪我をしたため急遽バロテッリにスタメン出場が回ってきた

怪童バロテッリは加入したばかりだっただが、FWでコンビを組んだエル・シャーラウィとはイタリア代表でも一緒にプレーしているだけに遜色なくプレーするだけでなく完全に機能していた

バロッテリ代理人のミーノ・ライオラ氏もミラン移籍を果たしミランデビュー戦を自身2ゴールの活躍で飾ったバロテッリについて語っている

『マリオはミランに来られて幸せだ。私は彼のキャリアの中で、こんなに幸せそうな姿を見たことがない。彼は、イタリアをヨーロッパ・フットボール界の最前線に導いてくれると思うよ。ミランのサポーターに熱烈な歓迎を受けたことには驚かない。ロベルト・マンチーニと口論をしたからクラブを離れたという憶測は、真実ではない。サー・アレックス・ファーガソンも言っていたように、こういったことはチーム内での問題なんだ』