貴方は

幸せになんかなれないと言った

私は

不幸になればいいと思った


涙が流せたなら

いいのに

きっと心は

少しでも晴れるんだろうな


貴方は

大事な物なんて守れないと言った

私は

大事な物なんて無いと言った


夢が見れるなら

私は空が飛びたい

誰も知らない遠くの場所へ

飛んで行きたいの


私を頭の片隅へ

消してしまえばいいのに

愛された記憶なんて

ないんだもの


寂しくなんか、ないよ

だから遠くへ行って

私を見捨てて

夢を見たまま目覚めてしまった

僕はもう、歩けないよ

君は一人で

行ける所まで行けば良い

僕は弱い

夢を見たまま

歩く事は出来ない


これが事実だと

君は言っていたのに

僕は信じなかった

君の言葉は

少しも覚えてない


君は僕を信じきって

僕と生きると言った

僕は何も思わないよ

心なんて無くしてしまったんだ


君は旅の先で何を見たのだろう?

夢を見たまま目覚めてしまった

僕はもう、何も見えないよ

逃げる事も出来ずに

僕は此処にいる


世界中でたった一人君が幸せなら

僕も幸せだ

君はずっと遠くへ

僕の手に届かない場所へいってしまえばいい


とても小さな田舎の町で

僕は生まれて

僕はずっと独りだ

気が付けば独りだった


この町の人間は

皆変わっているんだ

人を笑う事しか出来ない

可笑しな人たち


僕はこんな町でずっと独りで

誰を愛す事も無かった


僕が愛される日は来るのだろうか?


そんなことを考えると

涙が出てくる


心が張り裂けそうになる時がある

そんな時は

甘いミルクティーが欲しい


何時か

ミルクティーを淹れてくれる人は

僕の前に現れて

僕を愛してくれているだろうか


僕はこの町で

其の時を待つしかない

例え私が貴方を騙していたとして

其れはもう

逃れる事の出来ない真実

気付かないまま

時が過ぎて

老い耄れて

此の侭死んじゃうつもり?


私のついた嘘に

貴方が騙された侭なんて


わざとなら已めて

騙された振りなら已めて


嘘で塗り固められた世界に

私たちは産み落とされてしまったのだから

私たちは

嘘をついて生きるしかない


貴方は其れが嫌で逃げ出したのに

貴方は私に騙されたまま

此の侭貴方は

嘘だらけで死んでいくの?


わざとなら已めて

騙された振りをしているのなら

存在価値は無い


まるで

人形の様に哀しい眼で

貴方は私を見る


私は、耐えられないの

そんな眼で

私を見ないで

心が痛くて、潰れてしまうから


貴方は何時も云っていた

自分の存在を認めない言葉を

けど、貴方は時々

無邪気に笑う


未だ、生きてる

だから貴方は

笑うことを已めないで

冷たい手で

私に触らないで

優しい眼で

私を見て


だって貴方は生きているんだから

貴方は人形じゃない

貴方は誰の奴隷でもないのだから