資本論に関する本を久しぶりに読みふと思ったことがあるので記述します。
資本主義社会では、企業は常に競争にさらされています。
例えば、パソコンという商品を売るにしても、常に新しいタイプのモノを開発していきます。
もし開発を止めてしまうと、競合他社にシェアを奪われてしまいます。
つまり一般的な市場では走ることを止めてしまうと会社として存続できなくなります。
会社の規模を拡大(最低でも保持)するためには他社に勝たなければいけないため競争せざるを得なくります。
他社に勝つために良い人材を集めようとし、労働者間でも競争が発生します。
労働者間でも良い仕事を得るために学生時代から競争が発生します。
さらには子供の親が子供を勝ち組にするために私立幼稚園などに通わせ、ここでも競争が発生します。
一億総中流社会と叫ばれていた時代は、国が大きく成長していたので過度な競争が無かったのですが、成長が止まるとパイの奪い合いになってしまうので、資本主義社会の本質部分である競争社会が露見し、厳しい競争社会の中過酷な労働を強いられる様になってしまいます。
現在、今までになく若い層が仕事で辛い思いをしているのは(若年失業者率、厳しい労働環境)、会社が中々従業員を解雇をできない仕組みのせいだと言う人もいますが、失われた20年の間にパイの奪い合いが激しくなった結果、過度な競争をしなければ利益の上がらなくなってしまった資本主義社会の体質そのものにも原因はあると思います。