ピッチ修正とオートチューンについて


①ピッチ修正

外れてしまった音を本来の音程に修正すること。
所謂「音痴」や歌が下手な人の音程を直したりする。

【メリット】
・歌がそれほどうまくないアーティストでも後にエンジニアが音を修正することができる。

・多忙なアイドルなど、何テイクも録音する時間がないアーティストの少ないテイクを、良いテイクに直すことができる。


【デメリット】
・意外と難しい作業で、細かく時間をかけないと自然には修正できない。
※下手すぎると時間をかけても自然には修正できない。

・作りもののため、ライブでは同じパフォーマンスを発揮できない。
※このギャップを埋めるため、口パクが用いられる。



②オートチューン

Antares社のAuto-Tuneをはじめとする声に表情を付けるエフェクト。
発明初期はピッチ補正と同じように使われていたが、現在ではメジャーデビュー初期のPerfumeのようなケロケロボイスを作りたいときに使用されることが多い。

【メリット】
・普通の人間では出せない発声の仕方をエフェクトが担ってくれるので、無機質で機械的な声を作ることができる。

・シンセサイザーを含むデジタルなサウンドにとても相性がいい。

・同時に音程も修正してくれる。

【デメリット】
・人工的な声のため、歌として許容できない場合がある。

・歌が下手な人でも「それっぽく」聴かせることができる。

・人それぞれの持ち味である声をかなり殺してしまう。
※設定である程度変えることもできるが、その人独自の声そのものとは少なからず変わってしまう。