転院先の病院。前の大病院と違って、土日に面会できない。

続けて行くのも意味がないので適当な間隔をあけて行くことを考えると、面会は週2回。

 

と勝手に決めた。

 

転院の次の日、面会に行ったら寝てばかりでちっとも起きなかったので空振り。

午後は早めに行かないと眠くなってしまうらしい。

 

本日は面会時間開始に駆け付けた。ちゃんと起きていた。

声のコントロールができないので声がでかい。同室の人々に気の毒だが、どうしようもない。元々活舌が悪かったが、さらに磨きがかかっている。今日はよくおしゃべりをした。しゃべるのは嚥下にいいと聞いているので、30分だけ同室の人には我慢してもらう。

 

隣との間のカーテン、棚と棚の隙間まできちんと引かれていなかったので、一生懸命引っ張っていたら、隣からまた「痛い!」と声がした。カーテン引っ張ると痛むらしい(笑)向かい側のばあさんは相変わらず、「あ゛~あ゛~」といびきなのか呼吸なのかわからない声を発している。母は謎の会話をし、時々突然笑い出す。

 

よく見たらよれよれだった髪の毛がちょっとマシになっていた。今日お風呂に入れてもらったのだろうか。大病院ではお風呂入っていなかったと思う。お風呂に入るのは入院前のルーティンに戻ることにもつながる。できればベッドから離れて車椅子に座る時間も作ってもらえるとうれしい。一度にあれこれ望むのは無理というものだけど。

 

そうそう、腫れていた右腕、今日は腫れていなかった。どういうメカニズムなのだ?

右腕はお布団の中に隠れていたので布団をめくったら、左手で私の腕をつかんでいやがった。その手は力強かった。手の強さは戻っているということか。