面会、昨日行ってきました。

 

行き馴れない場所にある病院。

母が50年ほど前に入院した時とは別の場所に移転して、昭和の香りは感じさせないきれいな現代の病院になっていた。

 

でかい病院なのに入院の病棟はワンフロアしかない。キャパないなぁ。

(修正:ワンフロアじゃありませんでした。複数フロアありました)

 

てなこた置いといて

 

朝、電話で個室にいると言われたのに、16時頃行ったら大部屋に移されていた。まだ予定ないと言われていたのに、なんと言う早業。大部屋は男女相部屋だった。めっちゃ広い。昭和の病院(しつこい)とは大違いである。

 

母は点滴につながれてはいたが、苦しそうな様子はなかった。話しかけても大して反応はしないが、目は合う。声はあまり出ない。まだ元気が出ないのか?

 

腕をさすってみたり、変顔を見せてみたりするが、おとなしい。

 

20分ほどして看護師さんがやってきた。退出の合図である。

 

まだあまり声出ませんね、と言うと、食事の時は食べずによくおしゃべりをしますよ、とのこと。しなくていいときにしなくていいことをするいつもの母だ。どうやら単に眠たかったらしい。覚醒しているときだったらもっと反応したのかもと思うとちょっと安心。摘便は?と聞くと自力で出しているとのこと。入院時は排出サイクルに入っていたが、継続しているらしい。この際悪い物をすべて出し切ってほしい。

 

そして私を待っていたのは大量の書類だった。普通は入院時に書かされるのだろうが、私がコロナで来院できなかったので、手ぐすね引いて待っていた模様。その中に母の父、母、兄弟姉妹を含めた家族の氏名と年齢を記入する欄があった。もちろん私を除いて全員故人である。90年近く前に亡くなった人の名前なんぞ調べてどうするんだろうと思いつつ、記憶を振り絞って記入。緊急連絡先、必ず2名記入?私しかいません。ケアマネさんの名前書こうかと思ったら、ケアマネ記入欄は別にあった。いないものはしょうがない。1名は空欄のままにした。

 

次回の来院はどうしたらいいのか。大部屋の患者は車椅子に乗れないとだめとか、部屋が空いていないとだめとか言われていたが、面会は病棟外の通路(ソファーや椅子がある)ですると言われた。体調によっては来ても会えない可能性があるとのこと。直前に電話してから行った方がよさそうである。

 

今の様子だと、もしかしたらまっすぐ帰宅もありかもしれないと思った。油断禁物ではあるけれど。命の危機を脱したら次は食事が心配だが、それは帰って来てからゆっくり考えよう。